終わりの予感 | 独女のつぶやき…

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アラフォーエミリンのエッセイ

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 「じゃあ○○さんを呼び出しちゃおうかなぁ!」と言ったのは職場の人妻。エミリンと同年代の女性で社長の専属通訳アメリカをしている。業務が特殊なので正社員ではなく非常勤なんだけど社長に同行して海外出張スーツケースだってあるし、誰よりも長く同じ課いる「古株」。おしゃれでステキな女性ですので誰からも好かれる性格で羨ましい限り。

 その彼女が昨日の金曜日金曜の女子会(職場の女性陣で焼き肉ぶたを食べに行きました)後の2次会に男性陣を呼び出そうとしました。今回のこの女子会については当然「女性」が対象なのですが、係のあの困ったちゃんは焼き肉yakiniku*が大好きらしく「行きたいなぁ…」と言ったぐらい。ですが、さすがに「女子力」がエミリンよりも高い彼でも「10人も女性ばっかりの中に男ひとりでは…」と遠慮いたしました。

 その困ったちゃんも2次会に呼び出したんですが…

 エミリンが驚いたのはツィッターtwitterのようなメールを送っている例の彼の名前が人妻の口から出たことでした。彼女はわざわざ女子会があることを彼に話をしたのかしら?と思っていると「さっきメールしたときにどこかで時間つぶしているからと言っていたから電話かけてみるわ」と。

 ブログに書いたようにエミリンが送るメールに対してはほとんど何の反応もない彼。だけど焼き肉食べている間に彼女に送ったメールには返事する…実はエミリンは焼き肉中に彼に「焼き肉に来ています!」と彼にメールK子メールをしていたのです。もちろん返事なんてありません。彼は「焼き肉」にエミリンが来ていたことは知らなかったでしょうが彼女からのメールで「女子会」が開かれていたことはすでに知っていたわけです。『バカみたいなメール送ってまるでピエロフライパンよねぇ…エミリンって…』と悲しくなりました。

それにしてもどういうことはてなマーク

 そうか…彼は彼女のことが好きなんだ…きっと。好きになるのに相手が既婚者かどうかなんて関係ないもの…それに独身の女性と付き合うとしんどいけど人妻なら付きあってくれとか結婚を迫られることもないから楽なのかな…と頭の中をぐるぐると駆け巡る。

 さて、2次会はアメリカ人スタッフの希望で「スィーツケーキ」となり三宮にあるとあるケーキケーキ屋に入りました。彼と困ったちゃんが先に店に入っておりました。『ほんとに来たんだ…驚き…』そうそう後から男性ひとり参加しましたけどね。「ちょうど神戸サウナに入っていたんですわ」とおっさんの風格たっぷりのアラフォー。(誰が彼を呼び出したかは…エミリンにはどうでもよかったりする)
 
 総勢13、4名にもなりましたので横長にテーブルを並べて座りエミリンの隣には困ったちゃん、向かいには同じ係の3児の母…となぜか同じ係の人間で固まってしまった…ありがちですけどね。

 そして人妻はもちろん彼のテーブルに座ったのです。
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 『あのふたりってどういう関係?そういえば「彼っていじりがいあるでしょ?」なんて言ってたっけ?エミリンなんて仕事の話以外したことないのに…

 もちろん同僚との話はそれなりに盛り上がりエミリンは元写真部にいたことがあるという困ったちゃんに「ぜひ写真青空の写真教室に行って!きっと楽しいと思うよ」と勧めたぐらい。3児の母はエミリンの仕事の速さに舌を巻き「私の3倍ぐらいのスピードで仕事処理しますよねぇ。とてもできないわ」なんて言う。

 単にだらだら仕事をするのが嫌なだけですけど…だけど、それが男性を遠ざけている理由なのかもしれない。この1週間、上司の尻拭いのためエミリンは(主担当はあの困ったちゃんですが)困ったちゃんを引き連れてあちこち説明に奔走したのです。ちなみに上司は石のごとく席から動かず…

 こんな男性顔負けの女性なんかみたら…「かわいい」とか「ステキ」なんて思う男性はいないでしょう。それどころか「おっかない」と思われるだけですね。

 結局昨晩はひとことも彼と会話することなく終わりました。

 残念だけど、人妻と話すことが楽しいと思っている相手とは…ムリだな…相手はエミリンのことには関心ない…そう思ったのです。