もう20日経ってしまったけど。

2010年10月11日 

17歳と半年

愛犬リリーが天国に旅立ちました。


マルチーズなのに巨大で
犬が嫌いで
人使うし
文句ばっかり言うのに
寂しがり屋で

可愛くて可愛くて大好きなリリー。


今年の6月
18歳のカズが老衰で旅立った。
人間でいえば88歳。
ひ弱だけど病気ひとつしなくて、
素直でとっても良い子でした。

リリーも白内障は進んでたけど
そのころはまだピンピンしてた。

でも今年の夏は老体にはキツかったんだろうなぁ。

10月に入って暑さがようやく落ち着いた頃、
食が細くなって、嫌な予感がした。

「ご飯を食べなくなって、お水を沢山飲んで、吐くようになったら危ないよ。」
お医者さんの言葉が頭に響いた。

9日 
ほとんどご飯を食べなかった。
でも風呂場までわざわざ私を迎えに来て、
「さっさと寝るぞ~」っていつものように文句を言ってた。

毎日一緒に寝てて早朝起こされることはよくあったけど、
この日は4時前に起こされて、なんだか様子がおかしかった。

トイレも行ったのになかなか寝付いてくれなくて、

吠えて、沢山水を飲んで、歩き回って、歩き回って、もどして…。
部屋でその場をくるくるまわり続けるりりーを見て、大泣きした。


10日 私は横浜の友人の家に泊まりに行ってたんだけど、
夜 久しぶりに帰って来た兄と一緒に寝たリリーは
夜中に吠えて大変だったらしい。

11日 絵画教室の写生会の為に父・母・兄・妹が揃い
私もレッスンが終わってからダッシュで帰って来た。

家に着くと リリーは静かに眠ってた。
名前呼ぶと反応したし、息も落ち着いてた。

久しぶりに5人揃っての晩御飯の準備をしてる間は
えりながずっと一緒に添い寝してたんだ。

支度ができて、みんなで食事を初めて 本当にすぐ

おにいちゃんが 突然呼ばれたようにリリーの方へ行った。

全員で静かに寝ているリリーの周りへ集まったら

呼吸がかすかになってて

名前を呼んだら手がふるふると反応して

心臓が止まって。


みんなに見守られながら静かに旅立ちました。

寂しがり屋のリリーは、 家族全員がそろうのを待ってたみたい。




私が8歳 兄が10歳 妹が5歳の頃我が家にやってきて

栗山3兄妹を約18年間見守ってくれました。

えみりの り と えりなの り で

 リリー

10歳の兄が「えみりとえりなばっかりズルイ!」て怒ってたっけ(笑)


白くて大きくて強くて優しくて ユリの花みたいな私達の家族


今まで本当にありがとう。
大好きだよ。
カズと仲良くね。



それから
リリーが旅立ってから数日経って
孫のチコのお腹に赤ちゃんがいることがわかりました。

なんだか不思議。

頼りないチコママを見守っていてね。
りりひぃばあちゃんみたいな丈夫な子供が生まれますように・・・!