―4、のつづきです
今回はどんなことが起こるのカナー??
とワクワクしながら
奥宮から要石へ向かうと―
タケミカヅチさんとわたし
アレ?
だれかいる。。
ナ、ナント・・!
鹿島神宮の宮司さんが
要石の御神域を
お掃除されていた!!
えええーハジメテみた
そこで、宮司さんに
「お掃除ありがとうございます」
とお声かけしたらば、、
「・・はい。」
宮司さん、チョットびっくりしてた。笑
そこから自然と
宮司さんとのやり取りがはじまり
あるストーリードラマが展開していくのでした―
みさきさんがその様子を撮っていてくれたよ
めちゃくちゃ神々しい光に
スッポリと包まれとるーーー!!!!!
ヤバババ!
@Photo byみさきさん
要石のくぼみに溜まるお賽銭
ソレ、みんな投げてるんですか?
投げるもんじゃないんですよ
皆さんココはこうヘコんでいるから
ヘコんでいるといっても
要石の磐境(いわさか)といいまして
神さまの住処(すみか)で
水滴がうえから落ちるんですよ
それが葉っぱの枝からそれでこう
ずうっと落ちてるから
侵食してくぼんでいるだけなんです
もともとはくぼんでないですから
人間の習性で
日本人のいいところでもあるかもしれないけど
こういうところ縁起かついでいれれば
縁起がつく、決してそういうワケではないんですよ
御手洗の水にこう入れたりとかね
うんうん、当たり!みたいな
その辺のこう勝手な解釈と信仰というのは
まちがいですね
わたしこう見えても鹿島神宮の神職ですから。笑
ここでは単純に
お参りだけする
ところなんですけど
みなさんこうなんか勘違いして
本来はお参りだけ
なんですね
そう。お参りだけで
土地の神さまですから
“守ってくれてありがとうございます”
というお参りの仕方がいちばんなんですよ
人間の習性で、日本人の習性で
くぼんでいればアソコにいれればいいって
逆にね?
神さまに
重しをやることになっちゃうから
逆によくないんですよ
勘違いされているひとが多くてね
ふ、ふ、ふ
要石や御手洗への
投げ銭はNG
そもそもは
伊勢神宮をお参りして
伊勢から歩くか船しかなかった昔のひとは
健康で安全にかえってこられたことを
お礼を兼ねて
鹿島神宮へ参拝していた
要石での宮司さんとのやり取り
フルバージョンはコチラ
わたしたちの勝手な解釈や信仰を
宮司さんが諭してくださっています
当時、都(平城京)だった
奈良の春日大社は
鹿島神宮とはとてもご縁が深く
東国三社(鹿島、香取、息栖神社)とも
密接な関係にある
◯春日大社の御祭神◯(四神)
- 武甕槌命(たけみかづちのみこと)
- 経津主命(ふつぬしのみこと)
- 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
- 姫大神(ひめのおおかみ)
@若草山
※春日大社めぐりは別記事にします
春日大社の鹿さんのルーツは
鹿島神宮にあり
武士、武将、
武甕槌命(タケミカヅチ)の
「武」に込められたつよい想い
決して戦いの神ではなく
本来の真なる意味を
宮司さんは語ってくださっています
(動画参照)
約15分という、とても濃密で濃厚な時間と
たいへん貴重なお話しを
ありがとうございます
わたしたちはまちがった解釈をあらため
いまいちど