インフルエンザ・ウィルスの恩寵
インフルエンザのウィルスは
ひと目でわかる。
キュルキュルキュルキュルキュル
てね。
回転がものスゴく速い。
だから、異常な速さで感染していく。
波動の高いウィルスが
ひとたび体内に侵入すると
(個々の免疫システムにもよるが)
瞬時に制圧され
熱のあがり方も異常にはやい。
わたしはよく職場(保育園)で
発熱の子どもをお世話している。
ちいさなカラダを震わせ
高熱にうなされながら
意識をもってかれまいと
一生懸命に話し
涙目でうったえる。
「ママくる?」
「ママくる?」
ちいさな手をギュッと
にぎりしめながら頷き
ただ静かにアタマをなでる。
波動の高いウィルスを
体内にとり込み(引き寄せ)
細胞レベルで更新がおこなわれる。
だいじょうぶだよ。
ママくるよ。
どうやら、きのうのコは
母子でウィルスにかかっていたようだ。
あなたはやっぱり
ママを助けるために
生まれてきたんだね。
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ちなみにわたしは
インフルにかかったことがない。