4月のある週末、宝塚ホテルに宿泊してきました。とはいえ、観劇とは関係なく、あるイベントを観に行くためでした。
イベントが告知された時に終了時間が9時とわかって、「十分に帰れる時間だけど、早寝になった私にはきつい」と思わず宿泊サイトでポチッと予約。
(4〜5年前まで宝塚でピアノトリオを聴いて終電で午前様帰宅をしても平気だったんですけどね、もはや体力がぁ・・・・)
でもあとになって宙組トップコンビの退団公演中の週末なんで、よく予約できたもの、運とタイミングだったのかな?と思ったものです。(ちなみに当日宝塚ホテルもワシントンも満杯)
新しくなった宝塚ホテルは宙組さんの『アナスタシア』の時に一度泊まりましたが、観劇して宿泊、翌日も観劇でバタバタしてホテルライフを満喫できなかったし、今回はお部屋でエンジョイする!のを楽しみにしていました。
・・・が、結果はチェックインしてイベントへ。イベントからホテルに戻り、そのまま夢の世界へ・・・と、やはりあわただしくすごすことになってしまいました(涙)。
(ホテルで優雅にディナーとか・・・縁がない)
それでも少し館内を散策したので、その記録を残しておきます。
↓↓赤絨毯の階段
旧ホテルのロビーを通るとすぐ目にはいった階段と似てる!
ここはよく皆さんがお写真を撮られていますが、あの階段を再現してくれたのが嬉しいです。
↓↓衣装の展示は旧ホテルでもありましたが、新しいホテルになってからは期間限定で小物やアクセサリーも展示されていますね。(写真は撮っていませんが、小物)
近くで見ても本当に仕立てが美しい。男役、娘役として美しく見えるように計算されているのがわかります。
その計算はライトが当たるとどうなるのか? 動いた時の裾のラインまでちゃんと見越しているのでしょう。
また小物はじっくりみるとパーツ自体はチープなのに、舞台上では本物以上に輝くのだから不思議&素晴らしい!です。
↓↓そして、小磯良平画伯の絵を使ったタピストリー。
これは確か旧大劇場時代の緞帳をタピストリーに作り変えたもの。以前の旧ホテルでも「懐かしいなぁ」とよく足を止めて眺めていましたが、新ホテルにお引越ししてきてくれたのもファンへの温かな思いだと思います。
(最近の緞帳はあっさりしたデザインのものが多くないですか? 多分、絵画をもとにここまで緻密に再現する技術は未だあるとは思うのですが、これを今作るとなると費用のほうがとんでもなくなる・・・・??? もう無理なんじゃないだろうか? と想像しています)
↓↓こちらはエレベーター内に飾られていたエッチング(に見えたけど、どうかな?)。
多分、旧宝塚ホテルが建築された当初の外観でしょう。それから建て増し、建て増し・・・で床面積増やしていったのかな。
(・・・と書いていたら、まだ高校生ぐらいの時にここのカフェでアップルパイ・ア・ラ・モードを食べて、世の中にこんな豪華な食べ物があるのだと目を丸くしたことを思い出したわ・・・、いつのことや???笑)
明後日には雪組公演が初日を迎え、新トップコンビがお披露目&109期生が初舞台を踏みますね。
今頃、未来のスターの卵さんたちは、初日にむかって全エネルギーを注ぎ稽古に励んでいることでしょう。
あなたたちの姿を劇場の片隅でこそっと観に、また宝塚へ足をはこびますね〜。
昨日は星組さんの集合日で退団者発表に人事異動に・・・と心も揺れることもありますが、それぞれの生徒さんが歩まれる道をこれからも遠く応援していきたいものです。