昨日、宙組さんは東京国際フォーラム公演『MAKAZE IZN』の初日を無事に迎えられてホッとしたと思ったら(いや・・・単なるヅカの一ファンですがやっぱり開幕するだけでホッ・・です)、大劇場の花組さんは今日から公演中止に(涙)。
切ないなぁ・・・と思っていました。
でも同じく宙組さんのバウホール公演『夢現の先に』は公演中止からの復活が告知されるとともに、追加公演が発表されて「うんうん、よくやってくれるじゃん、劇団!」と観劇する予定すらないのに、嬉しくなってしまいました。
この作品でバウ初主演を射止めた鷹翔千空さんは、「生徒さんの名前あまりわからない」という私も下級生時代からしっかりお名前とお姿ともにインプットされている貴重なお方。
長身でスタイルの良さが目をひく魅力的な生徒さんというだけでなく、私の中では冷静沈着、頭脳明晰な印象が大きい方です。
なかでも『神神の土地』新人公演で演じたフェリックス・ユスポフ(本役:真風涼帆さん)は、安定した芝居のうまさが目にとまりましたが、終盤でアクシデントがあったにもかかわらず何事もなかったかのように、音楽の尺にあわせて芝居の場面をつないだ時「下級生ながらあっぱれな!」とつぶやいておりました。
(もう一人登場するはずの人物が出遅れで・・・、客席も「なにかあったん?」とざわざわしたし、一人ポツンと「どうするの?」と観ていて冷や汗が出そうでしたが、舞台上の鷹翔千空さんは動じていないと見て取れた。いや・・・きっとドッキドキはあったでしょうけど)
多分、この時研3だったかしら?
それ以降もきちっと計算された中で感情を動かしているような芝居が開花していっているようで、研8ですか?、いまや宙組を支えるスターの一人に成長されているもよう。頼もしい限りです。
(『オーシャンズ11』のモロイ兄弟、『Délicieux)のすみれの王子とか・・・クールな中にコミカルさがあったのなども記事を書きながら思い出してきました)
なにを描きたかったかというと
単に 宙組バウホールのメンバーさん! 鷹翔千空さん! 公演再開と追加公演決定おめでとう!
だけなんですが、鷹翔千空さんのこと、綴ってみました。