【映画】『坂の上のアポロン』 | You and the Revue and the Musical

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昨夜、○mazon プライムで何気なく映画を観始めて、そのまんま寝落ちしてしまいました。

(今はあまり宝塚の映像を観る気になれないのだ・・・)

 

この1年ぐらいで私が日常に幸せを感じる瞬間ってドラマの録画や上述のプライムやらを観ながらの寝落ち。「これが本当の不眠というやつなのね」レベルで不眠症状態になった時期があったので、「おお・・・記憶が飛びそうだ」「えっ、眠いのか???」とか思いながら眠ってしまうの・・・嬉しい。しかも猫が添い寝してくれるし。

で、午後からその映画をまた最初から観ていました。タイトルは『坂の上のアポロン』。

 

長崎を舞台にして、3人の高校生がジャズを通して友情をはぐくみ、10年後に再会するお話です。生まれてすぐに教会の前に捨てられた孤児だったり、親をなくして医師を目指すことを条件に親戚の家に引き取られた子だったり・・・。そんな環境のなかで自分の居場所をジャズの中に見つけ出したり、初恋のどうしようもない感情に振り回されたりする、登場人物の心の揺れが純で美しく響きました。

原作はコミックです。

 

その映画の中で主要人物の子供時代にドラムの手ほどきをしてくれる人物。どっかで見た人だなぁ・・・と思いながらも、ほんのわずかの出演シーンだったので誰だかわからなかったのですが、本編終了後のクレジットの名前を見てびっくり。

10年ぐらい前なかなぁ? 私がジャズやってみたい!とか言っていた頃、1〜2度ドラムサポートをしてくれたドラマーさんでした。(昔、メジャーなバンドのドラマーさんだったことは知っていましたが)

思えば、ちーたら弾いているのをよくぞサポートしてくださったものです。
偶然道で会った時なども「ハーイ!」と気軽に手を振ってくれるし(彼はアメリカ人)、きさくな人でした。

まぁ、そんなことがあり、また映画の中のジャズがキラキラしていたので、また「あーーん、ピアノ弾きたい」と思ってます。(数ヶ月に一度思うけど、もう実行するパワーはわかん・・・)

最近、街角ピアノがあちこちに普及しましたね。宝塚のソリオの広場にもあるぐらいだし・・・。

どこも緊急事態宣言中は閉鎖になっていたけど、また再開されているかな?

こういう場所でテクニック云々は抜きにしても「あぁ、このひと本当に音楽が好きなのね」という人の演奏に出会えると、それは幸せです。

 

私は本当に好きなのではない、教えることを職業にしてしまった時があるから「やらないといけない」脅迫観念が先にたってしまい「練習しなくちゃ」義務感が大きくなってしまう・・・。

映画を観ながらも、思ったことのメモ書きでした。