【観劇】宙組『シャーロック・ホームズ』『Délicieux』初日 | You and the Revue and the Musical

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宙組大劇場公演『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux』を観劇しました。

 

この公演は107期生の初舞台公演初日でもあり、ただでさえ「初日」独特の空気感のなかに緊張感がただよっていました。

 

一言でいってしまえば・・・

 

本当に観てよかった公演、作品です。

 

お芝居は緻密に構成されていて、随所に伏線がはられているので、それを逃しちゃならぬ!と終盤に疲れていましたが(いや、これは私の場合で集中力のある人なら大丈夫!)、佳作でした。

そして新トップコンビ、真風涼帆さんと潤花さんのおとなっぽい関係性が、このコンビならではに感じられたので、(人事的にあれこれ思うとかはおいておいて・・・)新たな魅力あるコンビの誕生だと思います。

 

いや〜、キキちゃん(芹香斗亜さん)も宙組に来てからとことん悪になりきれない善が潜む役どころが多かったですが、今回はクール&ダークな魅力あり。

 

アンサンブルシーンも舞台機構を巧みにつかって、迫力が感じられ、生田大和先生の作品は宙組では『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』以来だけど、作家さんとしての進化もすごいなぁ・・・って上から目線でごめんなさいですが、最近活躍目覚ましい宝塚若手作家のお一人ですね。

(個人的には『CASANOVA』でおお!と思ったのですが・・・)

 

 

 

ショーはとにかく楽しいです。

豪華絢爛でただただ楽しくて・・・、そして生の舞台を、客席で拍手しながら観劇していることが、それだけでシアワセ!と思う。

 

よく宝塚は夢の3時間と言われますが、これほど「夢の3時間」を実感して改めてこれこそが私にとってのエネルギーの源と思うのは、当たり前ではない時間を経験したからかもしれません。

 

客席参加型でマカロンのペンライトを宙組生と一緒に振ったのですが、なんかそういうの・・・めちゃくちゃテンションあがりますね。客席降りができない今、観客が一緒に楽しめる演出、粋なはからい。(2,500円は高いけど、リピで観劇するので、まぁ、一緒に参加しちゃったほうが楽しいかな)

 

 

↓マカロン・シャンシャン・ペンライト

 

この公演で8年半応援してきた、宙組息子(?)が卒業します。

息子を含めて7名の退団者にも愛ある演出があったことも嬉しくて、ショーの後半は嬉し涙がこぼれてきました。

 

うーーーん、今日は覚えていることを書き留めておきたかったのですが、観劇の興奮で「シアワセ」以外は言葉が出てこないなぁ・・・。

 

長い間キャトルに立ち寄っていなかったのですが、最後のスチールを購入したくて整理券をもらい(これに一苦労)、時間にキャトルに行ったら、今度は会計をするのに長蛇の列で1時間近くかかってしまいました。(なんと一時は列がジェラート屋さんあたりまでありましたから)

 

とりとめもなく書いてきましたが、知り合いに会っても挨拶のみ、食事も孤食、アルコール携帯・・・・、できる限りの対策をしてまたリピで観に行く予定です。

 

・・・で、もっとじっくりと掘り下げてみようかな。

 

この状況下なので「人をお誘いする」ことはできませんが、お芝居も良し、そして特に宝塚のレビュー作品を堪能したい方(・・・って私だ!)にはおすすめの作品です。

またチケットも残っているし・・・(^^;)

 

 

そうそう指揮者さんは西野淳先生だったのも嬉しい。いつか西野先生のミュージカル講座受講したいので。