【宝塚】月組『All for One』観劇メモ | You and the Revue and the Musical

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40年近いお付き合いのヅカ友さん(←歳バレバレ?)と月組公演へいってきました。

 

若い頃・・・、同じ生徒さんのファンでした。

 

「なんだか親といる時間より長いね」なんて言いながら、遠い将来もいつまで友達で入られたら良いね・・・って言っていましたが、その遠い将来になった今も、観劇のみならず、つかず離れずのお付き合いながら、我が良き姉のような存在(と言っても同学年)です。

 

だから彼女との観劇は、ウキウキと楽しい(^^)

 

ランチ→観劇→夕食と半日以上べったりと、近況報告とヅカ話で盛り上がりました。

 

 

さて肝心の『All for One』

 

小池先生のオリジナル作品とあって、脚本に破綻がありません。

 

通し稽古して時間がオーバーだから「バッサリ切ったんではないの?」とか

 

重箱の隅を突く的に見てしまうと、辻褄が合わないじゃないかとか

 

そういう物を感じさせず、綿密に作り上げられていますね。

 

また夏休み期間中の上演とあって、大人にも楽しく、子供が見てもきちんと理解できる娯楽作品に仕上がっています。

 

基本「冒険活劇系」が個人的には好きなことも手伝い、暑さに負けない体力と時間さえあれば、リピで通いたい!

 

しかしながら・・・今月後半には宙組リピが控えているので「月組リピ」の文字をプルプル頭を降って脳内から消し去ろうと努力!(まっ、もう1週間で千秋楽ですしね)

 

 

『All for One』は今の月組そのもの表す言葉でもあり、珠城りょうさん率いる今の月組の在り方が非常に好ましくも感じられ、次作『カンパニー』にまですでに期待を膨らませています。

 

群集劇が似合う組は今の宝塚では月組だから。

 

若いトップスターではあるものの、組子とともに実にのびのびとおおらかさを醸し出す珠城りょうさん。

 

上級生ながら、彼女にしかない魅力で目を惹きつける、美弥るりかさん。(←今は二番手ゆえの美味しいさを楽しんでいるように見えました)

 

これまた宝塚の娘役という枠に収まらず、魅力的な愛希れいかさん。(ルイ14世がぴったり!)

 

月組デビューとなった月城かなとさんも、今の月組で面白い存在になりそう・・・。

 

 

専科さん、組長さんから下級生さんまで、うまく起用している点も小池先生なのかしら?

 

 

 

次の観劇は・・・

 

同じく40年来のヅカ友さんと宙組初日の予定。

 

朝夏まなとさん、伶美うららさんのラスト公演も10日先には幕が開きます。