忘れていました・・・。
フィナーレで実咲凜音さんを真ん中に娘役さん達が「エジプトは強い!」と歌うシーンがありましたが、以前「みりおんはエチオピアの王女なのに・・・違和感」と思っておりました。
この歌詞が博多で大幅に変わっています。
「エチオピアはすごい!」で始まり、エチオピアアピール!
これで本編からの流れがすっきりしました。
このシーン・・・大海さんがいなくなったことをふと寂しく思いました。
1本立て大作が増え、ショーでアレレ・・・と大変悲しく思ったことがありました。
多分一昨年の暮れの鳳稀かなめさんのさよなら公演の時。
中詰で銀橋を歌いながらスターさんがたくさん通り過ぎていく場面。音程は揺れ揺れだし、うまく使えていないのかマイクが声を拾えていない。観て聴いていて「安心感」がないのはどうでしょう?と思いました。
(そういう点は北翔さん真ん中の今の星組はピカイチです! 動いても音程の揺れがありません。さすがだと思いました。下級生に至るまで安心して楽しんでみれました)
これもやはり場数が必要なのでしょうか。
先の記事に書きましたが、スターさん達5人が歌い踊るフィナーレ幕開きで「成長したねぇ」(ちょっと上から目線でごめんなさい)と思いました。
宙組さんは日本物が皆無と言って良いほどない。(大空さん時代にあったといえばありまたが、あれな純粋に日本物とは言い難い)
百歩譲って、もう日本物は他の組にお任せしてもいい。
そうなったとしても「歌い、踊る」ことができることは宝塚では不可欠。
だからこそ黒燕尾系のアンサンブル、ショーの定番の演出の銀橋わたり等は、いつ作品が回ってきても安心してみせる力を持っていてほしいな。
だってこんなに今回こんなに素敵に見せてくれたんだから。
・・・と観劇後に思っていました。