昨日観た雪組さんのショー『La Esmeralda』を観ながら、銀橋通過がたくさん使われているのだと改めて思いました。
これは初めて感じた訳ではなく、この8年ぐらいの間に「へぇ~(@@)」と思っていたのですが、特に文章にしたことはなかったように記憶しています。
なにせ・・・
オールドファンで、一番コアなファン時代は安奈さん、榛名さん、汀さん、鳳さんの4強時代です(笑)。だから今では「当たり前なこと」にびっくりしたりすることがたくさんあります。
銀橋・・・
昔はもっと神聖な場というか、ひとつの公演でたとえショーであってもフィナーレ以外で使われるのは1回のみ、しかもトップさんのみ、なんてこともあったように記憶しています。
だから2番手以下のスターさんのファンなんぞ、今回は銀橋をご贔屓さんが通過されるとなったら、もうワクワク、ドキドキ、テンションがあがっていたような。
今でもやはり若手の生徒さんにとっては「銀橋に出る」というのはひとつの憧れがあるようですね。
でも・・・いっぱい銀橋渡りあるんだなぁ、生徒さんもファンも嬉しいけれど、ちょっと「有り難み」が薄れちゃう?
そんな事を思っていました。
逆を言えば、宝塚独特の銀橋という存在を舞台機構のひとつとして実に上手く使っているといえるので、どちらが良いとか悪いとかいう話ではありません。
そして今回は客席降りはありませんでしたが、私のコアなファン時代には客席降りは多分地方公演(全ツ)ですら「ありえない」シチュエーションだったので、これもまた私には驚きのひとつです。
でも嬉しいですよね、特に偶然にもご贔屓さんが隣に立ってくださったりしたら。
私の場合、ガチガチに固まってしまいますが(爆)。