【宝塚】夢咲ねねさんのこと | You and the Revue and the Musical

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昨夜、夢咲ねねさんの退団ニュースを某ネットニュースのトップ画面で見つけて驚きました。
何が・・・って世間からの注目度です。
熱心な宝塚ファンでなくても世間からの注目度は高いということなのでしょうか。

同じくびっくりしたのは柚希礼音さんの退団会見がNHKで流れていたことでした。これもまたそんなにあることではないと思うのですが、6年間トップにいることさえ今の宝塚では珍しいことゆえに、存在感の大きさは対外的にも大きかったということでしょう。

夢咲さんを知ったのは初演の『スカーレット・ピンパーネル』の時でした。組み替えで星組に来られて、時期娘役トップの候補ではないか?と言われているのを知り、歌も芝居も・・・なのに?と思いました。ヅカファン復帰後にはじめて知ったトップ娘役が遠野あすかさんでしたから、私の中の娘役基準が遠野あすかさんぐらい歌えるのが当たり前!・・・だったので(^^;、なんで???という思いは強かったように記憶しています。

それから年月を経て、夢咲さんの成長は著しかったと思い返しています。
なかでも今年の1月公演の『ナポレオン』は、歴史的には悪妻と評価されるジョセフィーヌの人間的な姿、女性としてのジョセフィーヌの可愛らしさ、愚かしさ、その魅力を演じきっていて気がつけばとても大きな娘役となられた・・・と思いました。

といっても、たまにスカステなどで目にする彼女の言動はいささか・・・^^; だからファンという気持ちはまったくありませんが 、いつまでも少年の心を持ち合わせた男役イメージのある柚希礼音さんの魅力を際立たせたのは、彼女以外にありえなかったのかもしれません。
世間の注目度からいえば、このコンビ退団はかな~りなチケット難が予想されて観られるのかどうか・・・ということになりかねませんが、卒業の日までさらに彼女らしい魅力をさらに開花することを望んでやみません。(好き嫌いは別にして)

花組、雪組、次に宙組とトップ交代中。もう2000年以前に入団したトップさんはいなくなりましたね。激変していく中で舞台を見つめていることも、ハラハラドキドキではありますが、一ファンとしては楽しみな時代の変化ととらえていたいと思います。