残念ながらリアル観劇ができなかった作品。みなさんのブログを拝見しては「く、く、くやしーーーーい」と思ってしまいました。
今のイチオシが鳳月杏さんというのが第一、小柳奈穂子先生の脚本・演出に関心度が高いことが理由です。
が、宝塚らしからぬフィナーレがあるらしいと知ってからは、リセールサイトをちょこちょこ覗いたんですが、まぁ・・無理ですよね。
それだけの期待が大きかった作品の配信。
観られてよかったです。
映画の方は配信サイトで視聴可能でしたが、あえて未だに観ていません。
で、舞台を観た時「これは時代劇に対するオマージュ」なんだろう、と思っていたところ、俳優の風間杜夫さんが同じことを言っている記事を読みました。それでも宝塚版には小柳先生らしいオマージュもつまっていましたね。
劇中、フィナーレに使用されている時代劇の主題歌。
リアルに知る人はほぼいないでしょう、汝鳥伶さん、夏美ようさん、梨花ますみさんなどはリアルにTVでご覧になっていたかも?
このお三方が舞台のセンターで「マツケンサンバ」を歌い、踊る日が来るとは! 驚かれたかもしれませんね。
そして三人は良い味を出してますね。
特に住職の妻節子役の梨花ますみさんは映画で演じた紅萬子にていると思いました。
鳳月杏さんが会津の純朴な藩士、そして現代にタイムスリップしてからは純朴さは変わらないけど、環境にとまどいながらも馴染んでいく様子が、ちなつさん(鳳月杏さん)にぴったり。
風間柚乃さんと真剣で対峙するあたりは、観ている方も手に汗握る緊張感がありましたね。
いったいどのぐらいの時間だったのでしょう、1分、2分?????
あの集中力の凄さ! これぞ侍が持つ「気」だったのしれまん。
優子の天紫珠李さん、映画の沙倉ゆうのさんのイメージから作ったのかなぁ?(って写真だけしか見てないけど)
井上所長、佳城葵さんも吉本新喜劇ばりの面白い役作り。
輝月ゆうまさんも専科生としては若手だけど、存在感あるわぁ。作品ごとにお芝居での重要ポジションですね。
錦京太郎の英かおとさん、大楠てらさんも印象に残ります。
私にとって太秦映画村はご縁もあり何度か行ったことのある場所、鴨川の土手に等間隔に並ぶカップルもよく見かけるし(本当に等間隔なんですよ、不思議)。だから作品にもご縁を感じました。(言葉のイントネーションが時々???だったけど)
現代にやってきた高坂新左衛門は順調に斬られ役から出世していきますが、反対に江戸幕府末期の会津思い出しては葛藤して苦しい思いをしていますね。
白虎隊の登場は小柳先生のオリジナルと聞いていますが、まだ15歳前後が雪山で散っていく姿は幸せな(少なくとも飢えることはない、ケーキだって食べられる)現代と対比することで武士の時代の終焉の哀しみがどすんと心に響く。
そりゃ、高坂新左衛門も風間柚乃さん演じる風見恭一郎も過去と現代の中で二人にしかわからない苦しみがあって当然です。
さてフィナーレ。
話題のフィナーレどんなかな?とワクワクしていました。
えーーーーーっ!! キンキラの衣装で男役の色気たっぷり銭形平次歌う?
群舞にデュエットダンスまでやっちゃうの?と(@@)
群舞はちゃんとボレロのリズムになって男役群舞らしい振り、デュエットも同じく。
ここまでやってしまう小柳先生、もう天晴れでしかありません。
楽しい作品でした。
来週末にでも映画版観るつもりです。
次回月組大劇場公演、友の会1次、2次、ぴあ貸切、地元新聞社のツアーと4枚ゲット。こんなことってあるんだ???みたいにラッキーです。信じられない・・・


