You and the Revue and the Musical

You and the Revue and the Musical

宝塚やミュージカル、好きな音楽について綴っています。
誠に申し訳ありませんが、最近【話題に関係のないコメント】をいただくことがございます。
その場合はコメントを非表示にさせていただきますので、ご理解をお願い申し上げます。

何の予備知識もないまま、ネットで「朝美絢さんがまさに美しい男」といった内容の感想をチラッと見た程度での配信視聴でした。

 

作品全体には最初はワクワク、おもしろそうーーーーー!と見入ったのに、後半があまりに稚拙じゃない?とつっこんでしまい、生田先生ごめんなさいです。(偉そうに・・・)

もう少しなんとかならんかったのかなぁ?

 

でもみなさんの感想どうりボー・ブランメル役の朝美絢さんは本当に美しい!
クールに気取った空気を放つことができるのも、この方だからかな。5組のトップさんの中で「最もクール」といえると思います。

対する瀬央ゆりあさん演じるプリンス・オブ・ウェールズは、コメディー要素万歳ながら下手をすると単にお笑いになりそうなところをセンス良く演じていらっしゃいます。

途中まで既視感のある作品だ、何だっけ?でしたが、時代背景や主人公とプリンス・オブ・ウェールズのやりとりに『スカーレット・ピンパーネル』を彷彿とするものがあり。楽曲もうん?似てる?って同じワイルド・ホーン氏の曲なので、そうなるのでしょうね。

雪組にもなんとなく気になる男役さんが数人いますが、今回一番「えっ?」と芝居と歌の上手さに驚いたのは諏訪さきさん。
(大橋で遭遇率の高い生徒さん、と何度か書いてますが)
冒頭ではお化粧が異質なので一瞬どなたかわかりませんでした。
新公主演経験者で路線といえる存在ながら、真ん中から少し離れた場所で力量を発揮し、それがうまい・・・って私はたまらなく好きなので、まだ大きく伸びていってほしいです。

縣千さん、華世京さん、娘役では華純沙那さんも気になりますね。

ところで鑑賞後に「ボー・ブーメラン」で検索したら実在の人物だったのですね。

wikiによると服装への関心と洗練は抜き出ており、紳士服の基準を作った、流行界に王者として君臨だそうで、ボー・ブーメランは実在の人物像に近く描かれているものの、宝塚の世界で必須のヒロインを配し、ロマンチックなシーンを散りばめると、ああいうラストになるんかなぁ? などとも思っています。
でも主人公がカッコ良すぎるだけに、もう少し違うラストにしてほしかった😰

ショーは追いかけて観るのに必死だったので覚えているのは、赤い着物風の衣装のシーンと韓服っぽいシーン。勢いのあるアンサンブルで、朝美絢さんを真ん中にした雪組になったんだなぁ、と感じました。
楽曲は「乙女の祈り」やアメリカの有名な曲(題名わからず)と著作権問題が発生しない曲がたくさんあったように思いましたが(最近著作権曲に消極的なのかしら?)アレンジは面白い、というか「乙女の祈り」をベースにあんな歌メロいれるんだぁ、男役群舞のテンポアップが難易度たかっ!でした。

・・・って短いけれど、今思い出せるのはそんなことろ。

 

さよならショーは夢白あやさんの魅力満載で、この方が大人っぽい妖艶さからキュートな女子、高貴な女性となんでも自分の色で表現できる娘役だったことがわかります。『仮面のロマネスク』はご本人も演じたかったでしょうが、私も彼女で観たかった・・。

歌はクラシックなソプラノからちょっとドスのきいたジャズまで幅広く歌える。

宙組時代の研1、新人公演でヒロイン級の役に抜擢された時から肝のすわった人だと思っていましたが、そこからどんだけ成長したことか!東京の千秋楽の配信も観たいものです。

 

さて私・・・

整形外科に3週間入院して、今月10日に退院しました。
(怪我ではなく予定入院です)

雪組もチケットは持っていましたが、入院の時期がずれたのでリセールへ!
その代わり配信で映画やドラマを観まくり。wi-fiの飛んでる病院でよかった😊

でも当分観たい作品もない・・・ぐらいです。シリーズもので1シーズン20話を3シリーズとか普通に観ておりました😓

しんどいのは2日間ぐらいで、あとはひたすらベッドで安静だったので本も読めないし、他にすることもない。

案外こういう状態が3週間は辛いものですね。(ご飯もアレ・・・で韓国ドラマを観てチキン食べたいーーーーと叫びそうになるし、お風呂どろこかシャワーもなかなかだったし😰)

入院で一番心配だったのは猫たちのことでした。最年長は17歳。毎月病院へ行ってますが、急に体調を崩すことなどを考えると大丈夫かなぁ?と。でも家へ帰ったら母の存在すら忘れていたような・・・。そういうものなのか・・・💦

来月は星組観るぞ!

【とっても悲しかったこと】

今日の『侍タイムスリッパー』の前売りに参戦し忘れたこと🥶
あーーーーー、ちなつさーーーーん!

 

宙組、遅ればせながら観劇しました。
ずんちゃん(桜木みなとさん)はじめ、マイティー(水美舞斗さん)がぐいぐい引っ張っていく宙組に新鮮さを感じました。


 

それにしても・・・
ずんちゃんが大羽背負う!なんだか信じられない(よい意味で)思いで感無量。
他組の新人公演は観たことがないのに、宙組だけはずんちゃんが新公学年の時、主演もはじめ多くの舞台を観ていたのでやっぱり気分がPTA なんでしょうね、お芝居冒頭でもはやクラクラして涙が出そうでした。

そしてマイティー。

ずんちゃんとは全く違うタイプの男役さんが、二番手として投入されたことで宙組がビシッと引き締まりました。
身体能力が高く、専科時代に外部の舞台にも立ち、「あぁ、こういうダンスって真ん中がマイティだからまとまるんだぁ」と納得の存在に。
昔あったWトップのように、色の違う男役が真ん中にいることの相乗効果が発揮されていました。

 

芝居、ショーを通してやっぱり宙組は個々の歌唱力が高い!

というか、今の生徒さん、特の路線スターの人たちは「あれれ・・・」とコケそうなレベルはなし。これについてはどの組にも感じていることです。

残念ながら亜音有星さんが休演。(早く回復を祈っています)
初観劇だったので代役がどうなっているとか、さっぱりわかりませんでしたが、それだけ宙組の皆さんがレベル高く舞台を作り上げているんでしょう。(いや、誤解ないように書いておきますが、リピートで観ていたら亜音有星さんが抜けた穴に気づいたかもしれません)

えっ?この歌の上手い人誰?(森のクマさんの前のシーン)でしたが、後でプログラムと他の方のブログを読んで亜音の代役「響望歌さん」と知りました。新人公演で亜音さんの役をされていたんですね。
とはいえ・・・やはり上手い! 

ショーでは大路りせさんが代役をほとんどされていたそうですが(他の方のブログ情報)、こちらも初見ゆえか私、まったくわかりませんでした。

お芝居は「トキメキが大渋滞!」のキャッチの通り、タイプの異なるイケメンがずらりと並びキュンキュン!

(つっこみどころはあるんだろうけど)
ショーは「著名な港町を舞台に」ながら、もうどこの国のどこの港やねん!はありましたが、どのシーンも楽しい、わっ凄い!など褒め言葉もしっかりあり。

あといろいろ言われる天彩峰里さん、やはり上手いという点での存在感は半端ない。
お芝居もそうだったし、ショーでは「幻想即興曲」のメロディーにのせての透明感あるソプラノが印象的でした。

芝居、歌ともに秀でた娘役さんです。
(『夢千鳥』を思い出すと全然別人なんだなぁ・・・、どんなキャラの役でもハイレベルで演じる人ですね)

で、あの、あれですね・・・男役群舞。
楽曲について云々は抜きにして、ずんちゃんを真ん中に美しかった。振付も羽山紀代美先生を彷彿する男役をもっとも美しく見せる振りをあちこちに発見して(これは私見ですが)、なんて綺麗なの、黒燕尾ってやっぱり素晴らしい・・・とかなんとか思っていました。
(ちなつ様にもぜひ黒燕尾を!トップ就任以来まだですもんね)

 

指揮は大御所佐々田先生、若手の石井勇魚先生。
ショーでリズムカルにおどるような石井先生の背中が視えた時、指揮も若さと体力が必要だと思う。いや、佐々田先生は生徒さん達への愛と安定したタクトです。

 

ということで、この観劇、「観てよかったーーー!」が大渋滞でした。

 

『GUYS AND DOLLS』も千秋楽の幕が無事降りて、作品として盛り上がりに欠けるとかグッとときめくシーンがないとか、辛口なことを偉そうに申しておりましたが、観劇ごとに好き度がアップして月組さんとして良い作品に出会えたんだなぁ・・・と思うようになりました。

残念ながら千秋楽の配信は観られず、8月末に4度目の観劇でちなつ祭り『ガイズ』の季節は終わり、少しロス感が😅
4回目は2階最後列であったにもかかわらず、ポチッと購入したビクセンのオペラのおかげなのか大満足。
イグジットでは大きく手を降り(おおはしゃぎしても後ろには誰もいないわけだし)、上垣先生とオケの皆さんにも(一方的ですが)感謝の気持ちを伝え、楽しい帰路につくことができました。
 



舞台冒頭からしばらくガサガサする音と話し声、そして靴音の響きが気になってしかたありませんでした。
ん? 誰か座席でヒソヒソ話してるの? なに? なんで靴音あんなにするの?と。

舞台が進むにつれて「あっ、そうなんだ」と気づいたこと、すべてはガヤ芝居の話し声や舞台上の靴音だということでした。
音は下から上へ上がる。
そのせいかマイクが拾わない生の音が天井に届き、反響して聞こえてきたのでしょう。
といっても、本当のところはわかりません。
でも正解だったとしたら、これも2階後方って魅力的ですね。
フォーメーションもしっかり見えるし。(吊りものがある作品だと、それが邪魔かも)
さらにしっかり見えるオペラさえあれば、スターさんのみならずガヤ芝居の皆さんのお顔も見えます。

なんならオケの皆さんの楽譜だって五線まで見えました、といっても流石に音符は見えない💦

年内の公演はどの作品も一公演は観る予定にしていますが、一昨年、昨年と足を骨折したりあれこれトラブルがありましたが(ベルばらなんかギブスで観に行ったし😰)、今度は観念して股関節置換の手術を受けることになりそうです。
痛みはほとんどないので「なんでやねん!」と先生に突っ込んでしまいましたが💦、レントゲンをみると「そうんだぁ・・・」と納得せざるえない。
いずれするんなら、まだポジティブでいられる間のほうがいいかもと年内にはすませようと考えています。
歳とともにポジティブさ減少していきそうだし😰

猫もいる!宝塚もある!ほかにも観たい舞台がある! とか張り切るっていられることは大事ですね☺️
 

先週末、友人を誘ってA2Careの貸切公演を観てきました。
A2Careの商品は以前からペットの消臭のために使っていたので、購入でチケットが当たるなんてええ企画!と応募しました。
まっ、だいたいこういうのは当たらない。
でも当たったんですね。そう!申し込まなくちゃ当たらない!(笑)

ちなつ熱を発症してから『ガイズ』は自力でチケ確保ができる範囲で申し込みをしたら、数回観れることに。
いつもチケ合戦にクールすぎて(いかに熱をあげていても面倒に思う派💦)、友会とお友達になれたら観るぐらいの、超ライトなファンになってしまったので、力を尽くせば確保できることを(できない時もありますが)知りました😅

今回一緒に観劇した友人は(このブログにも何回も書いていますが)、出会いのきっかけは10代後半であるスターさんのファンになったことでした。
それが何十年もヅカ友でもあり、心許せる友でもあるので、人生の出会いは宝塚にも転がっていたということです。

・・・と前置きが長くなりました。

舞台は今までの感想が覆ることなく、どうも盛り上がりに欠ける作品なんだよぉーーー!です。
楽しく、ハッピー、とにかく悪人が出てこない作品は幸福感があります。
でもちょっと(私が)ハラハラしたり、ドキッとできるシーンがないことで、感情の揺れをさほど感じない私。
うーーーん、星組さんの時どう思ったのだろう?

今週、もう一度B席の最後列(笑)で観る予定です。
どんなふうに観えるのだろう?
あっ、友人オススメのビクセンのオペラを買うべき?

いや・・・結構なお値段だし、考えちゃいます。

貸切公演ってどの公演も終演後にトップさんのご挨拶ってありましたっけ?
e+はありました。
全然意識していませんでしたが、A2Careでもありました。
ちなつさんが「今後とも宝塚を、月組をよろしく」と言ったあと「夢奈瑠音がイメージキャラクターを務めるA2Careもよろしく」とおっしゃっていたのが、私的には(良い意味で)「へぇーーーー」でした。

そそ、ロビーにるねちゃん(夢奈瑠音さん)の等身大パネルが設置され、るねちゃんがハートマークを手で半分作り、その横で一緒にハートをつくって写真を撮れる仕様。
皆さん、嬉しそうに撮っていましたよ。
いいなぁ、楽しそうだなぁとほんわかした気分で眺めていました。

イグジットは盛り上がっています。
次回はその光景も最後列で眺め、聴くのも楽しみです。

でも延々と頭の中をかけめぐるメロディー😓
マイ千秋楽では全部を楽しんできます😉

【追記】
オペラ、ポチッとしてしまいました😓

昨日観劇しました。

もう暑いし、だらーーーーっとなって「あぁ、宝塚まで行くのが・・・」と思いつつ、重い腰をあげて出かけました😰
この酷暑は観劇欲さえ失ってしまいそう。

しかし帰路は「ちなつさーーーーーん」(鳳月杏さん)モード全開で、ハットの持ち方、歩き方、足の組み方、男役の色香たっぷりのスカイにすっかり射抜かれておりました。
一長一短では身につかない男役のちょっとした仕草は月下級生にはいい勉強になりますよね。

 



観劇は一度目はeプラスの貸切、昨日は友の会とお友達。
二回観たわけですが、作品としてはどうも期待と違うのです。

私は過去の上演は、星組さん北翔海莉バージョンしか観ておりませんが、拝読したネット情報では「本場に近づいた演出が良い」など好評の様子。

私は舞台上に二人でセリフのやり取りと歌というシーンがたくさんあり、間延びした印象が拭えません。
多分、楽曲をもっと知れば印象は変わるのかも?

ということで、次の観劇までに楽曲を聴きこんでいこうと思ってます。

宝塚の舞台はトップさん出ずっぱりの作品も少なくありません。
月組さんはどちらかと言えば若手多く起用のイメージ。

風間柚乃さん (ネイサン)、礼華はるさん(ナイスリー・ナイスリー・ジョンソン)は力量あるスター。

客観的にはお二人に活躍の場があるのはいいことだと思います。

しかし私の場合、現在ちなつ熱上昇中のためか、もっとスカイ(鳳月杏さん)に活躍して欲しいのーーーーー。
(↑個人的願望)
唯一過去に観た星組はどうだったのだろう?
礼真琴アデレイドの印象が強すぎて、他がよく思い出せないのですが。

フィナーレは秀逸です。
特に芝居の終わりからのロケットへの場面転換が自然だし、男役群舞はちなさんを真ん中に「これぞ男役」にキュンとしてしまいます。

デュエットも天紫珠李さんが健気で、元男役だけあってガッチリしたイメージがありましたが、いいカップルです。
そして・・・前回の公演に引き続き、デュエットの終わりのご挨拶は二人。通常娘役さんがはける→トップさんもう一度ご挨拶なのに、このコンビは一瞬トップさんが残るものの二人ではけていく。
このあたりをはじめいくつかのシーンで、鳳月杏さんは今の月組をどういう立ち位置で、どう引っ張っていくか、ご自身のスタイルで考えているんだろう、と想像しています。
(あくまで想像)

月組は以前から「ええ芝居するな」と思う生徒さんがいっぱい。
路線スター(風間柚乃さん、礼華はるさんなど)はもちろん、例えば渋い味が似合う佳城葵さんの警部、次期副組長が決定しているも歌えて踊れる夢奈瑠音さん。
(いつの間にか上級生になったのね)
そんな方達の活躍は嬉しい。

でもでも「ちなつさーーーん」の私、全面にばーーーーんと出たスカイが観たかった。今回はちょい控えめかなぁ・・・。

あまりスターについて語らないつもりが今回は鳳月杏さんのこと、いっぱい書いてしまいました。

次回は夢奈瑠音さんスポンサーのA2Care貸切を観る予定です。
新しい発見があってもっと面白くなるかもしれません。

この公演もまたイグジットがあります。
指揮が大好きな上垣聡先生なので嬉しい。
帰路の電車の時間が気になるものの、やっぱりこれを聴かなくては!で電車1本逃しました😰