かんなやさんでランチと野望 | 絵描えみうのありのまま

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4月28日

銘仙に魅せられた二人展の最終日、搬出の前に「野菜時々肉食堂 かんなや」さんへ、お昼を食べに行きました。 

 

きらめきさんは、おばあちゃんちの箪笥から出てきた単衣の銘仙。

チューリップみたいな、ハートみたいなモダン柄の伊勢崎銘仙。 

こんなヴィビッドな銘仙が箪笥から出て来る事は、埼玉ではないわ。

サスガ伊勢崎の人。

 

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私はインナーはタンクトップにericoさんにして、袷の伊勢崎銘仙。

半衿・長着ともに、うさぎやさん。

 

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コース料理のかんなやスペシャルを予約しておきました。

まずは前菜

■ 赤紫蘇ドレッシングのサラダ

■ 葉玉ねぎの味噌和え

■ 青大豆の蕗の葉和え

 

季節感のある和え物と、赤紫蘇の酸味の効いたドレッシングのサラダがサッパリと美味しいラブラブ

 

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■ 古代米のワッフル・獅子柚子のジャム添え

■ ビーツのポタージュ

 

獅子柚子ってこんなに美味しく食べられるって知らなかった。

ビーツは、見た目と違い目を瞑って食べたら、お粥と思うかも。

 

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メイン

■ 厚揚げの担々

■ 菜花の辛し醤油和え

■ ラディッシュのピクルス

■ 長芋とスナップえんどうのソテー

 

ほくほくの長芋とサッパリした菜花、坦々味の挽肉がたっぷり乗った厚揚げが美味しかった照れ

 

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甘味

■ 青大豆きな粉の白玉団子といちご

■ 焼プリン

 

餡を練り込んだ白玉団子と甘いいちご、焼プリンはサービスして頂きました。

硬めの焼プリン大好きなので、追加注文しようと思っていたので嬉しいわ~音譜

 

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ドリンク

■ 冷たい かりんシロップ

 

甘いプリンと甘酸っぱいかりんシロップが相性良く、美味しかったわんわんわん

 

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かんなやさんご馳走様でした。

 

 

 

そして、以前から行田の町を私の絵でいっぱいにする野望を持っていたのだけど、最近、足踏み状態だったので「思い立ったが吉日」昨年の6月に、かんなやさんのあんみつを描いた水彩画を飾って頂けるようにお願いしてきました。 私が持っているより、多くの人に見てもらえるし、かんなちゃんの事大好きなので喜んでもらえたらと。

 

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食事の後にミキ薬局さんへ戻ると、多くのお客様がお越しくださいました。

 

戸塚煎餅さん御夫婦も、新商品の「さきたま古墳 あんこ煎餅」を持って観に来てくれました。

戸塚さんには、搬出の後に伺うつもりだったので、戸塚煎餅さんの前にある椿を描いた水彩画をプレゼント。

 

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赤い椿の美しさを水彩画にした作品。

搬出後に伺うと、早速飾ってありました。

作品展では限られた期日の展示になってしまうけど、戸塚さんなら観光やお煎餅を買いに来た人がいつでも観てもらえるので、この絵はここに飾ってもらえて喜んでいるかも。

 

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とある取材を受けた時「行田に何か貢献している、したいと思っていますか?」と聞かれ、行田市が私に何かしてくれたと感じた事はないので、貢献しようと思った事などなく「特にないです。行田の町を私の絵でいっぱいにしたい野望を持っています。」と答えました。 嘘をついてメディアに載ろうとは思わないので、自力でがんばるわ。

 

野望に爆弾着火してくれたのは、きらめきさん。

 

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きらめきさんは時間をかけて作った作品を誰にでもあげちゃうので、価値あるものだから、絶対売った方がいい!と、ヤリ手婆みたいなことを吹き込んだ私。

 

私も昔は、頼まれたらいくらでもタダで絵を描いていたけど、プロになってからは、買ってもらった人がいる以上、無料では描かないと決めました。 でないと、お金を出してくてたお客様に失礼なので。

 

Twitterで知り合った私設のレトロ博物館をしている方が「行田市全部がえみさんの博物館」とつぶやいてくれたのを見て「それ!いいかも!特定の場所がなくても、町中に私の絵が1枚づつあったら嬉しいな~」と、野望を目標に変え、きらめきさん流プレゼント方式を取り入れてみました。

 

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純粋に銘仙細工が好きで作っているきらめきさんと、不純な私。

 

私はプロなので、絵が欲しい人には商談が成立すれば販売するし、今まで通り注文された絵を描くのを生業にする。 只、過去の絵は「行田市全体を美術館野望」の実現に向けて、お店の方が展示してくれるならレンタルしてもいいかな。

 

銀座結び強化月間なので、パーンと張った銀座にしてみました。

 

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水城公園のツツジが見頃。

 

きらめきさんは、銘仙でツツジを作りたくなったようで、花びらが5枚で百合みたいと脳内にメモをしながら、よ~く観察していました。

 

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先日、千代の松さんで買ったレース足袋。

たまたまお揃い。

着物も伊勢崎の青、着物でオロナミンCを飲んでいる私達は、公園に来ていた人達にはさぞ怪しかっただろう。

 

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搬出が終わり、きらめきさんの作品が見れなくなってしまうのと、ちょこちょこ会えなくなってしまうのはとても寂しい。 

 

でも、伊勢崎の店のあちこちに、きらめきさんの銘仙細工があったら見に行きたいもんな~

きらめきさんも、えみさんの絵をのあるお店に行きたいと言ってくれた。

きらめきさんは、伊勢崎の町をきらめき美術館にして欲しい。

私は行田市全体を私の美術館にするから。