先月、大型書店に「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」を探しに行った時、たまたま見つけた時代小説「しのぶ梅」 読み切りかと思って購入したら、続編が十巻まで出ている事が分かりました。
【あらすじ】
江戸庶民の生活や人物設定、着物の柄や日本の伝統色が次々に出てきて、グイグイと物語に引き込まれ全巻読みたいな~と思ったけど、大正の夢 秘密の銘仙ものがたりで¥3.025の出費
+¥6.800は1月の本代にしては痛いなと思い、2~10巻は古本を探してみました。
送料無料のSHOPで半額くらいでみつかり、購入しようとしたら、ポイントがたまっていて無料で手に入りました。 何だか狐につままれたような・・・
着物の始末屋「与一」が着物の始末だけでなく、人の心までも上手く始末してくれる爽快感
江戸時代にタイムスリップしたように、町の景色や人物の自然な仕草、個性的な人物を、まるで映像を見ているかのように思い描くことが出来ました。 春夏秋冬、土手の草や土、長屋のほこりの匂い、花魁のおしろいの香りまで感じられる作品。 そして、1枚の着物が、どれほど多くの人の手で出来上がるのか、又、お金の大切さも描かれています。 これからも、ずっと読んでいたい小説でした。
朝ドラ「カムカムエブリバディ」は100年親子三代の話で、どうまとまるの?って思ったけど、完璧にすっきりと見事な最終回でしたが、この本は・・・
すっごく面白かったのに、へっ!?これで終わっちゃうの???って終わってしまった。
何であの人が京都へ? 遠島になった人は誰? あの人や、あの娘はどうなる?
十巻までは丁寧に物語が進んでいくのだけど、いきなり終わってしまった感じ。
せめて後、1巻分読まないと中途半端過ぎる。
1巻と3巻の表紙の赤い半衿が、不自然に出ているのもすごく気になる。
う~ モヤモヤする~~~