先日、気になっていた本が届きました。
行きつけの本屋さんに注文しようと思ったのだけど、取扱店一覧に載っていなかったので、注文しても時間がかかるので(いつも3~7日かかる)初めて新刊をネット注文。
午前中に注文したら翌日届いた!
しかも送料無料なのね!!
普通なのかもしれないけど、世の中便利になったもんだ・・・と今さら関心しちゃったよ
結構良い値段の本ですが、やっぱり銘仙好きとしては買わずにはいられない。
紹介されている銘仙は、ほぼ伊勢崎銘仙。
伊勢崎銘仙は、面白い柄が多いし、デザインも技術も銘仙5代産地の中でも優れていたし、100年経った今でもダメージは少ない優れもの。 只、秩父銘仙も、足利銘仙も、八王子銘仙もそれぞれ大好きなので、もっとも~~~~っと見たいし知りたかった。
P118の柄を見たことあるな~と思ったら、3月20日まで伊勢崎図書館に展示されていた柄と同じでした。 友人が送ってくれたこの動画を見直したら、柄は同じだけど仕立ては違っていたので、同じ着尺で作った別の着物でした。
P119の猫のは2019年の伊勢崎銘仙の日で見た猫だ!
でも端切れだったし・・・
と思って、よく見返したら似ているけどちょっと違っている。
洋服も流行りすたりがある様に、着物は形は同じなので、銘仙は流行を柄にいち早く取り入れたそうだ。 その為、昭和31年~34年はニュースで話題になった南極ペンギンやソ連が打ち上げた人工衛星、月光仮面やランドのネズミやアヒルまでも銘仙になりました。
画像は昨年行った秩父銘仙館に展示してあったペンギン柄の銘仙
P.121の宇宙柄と同じ柄のポストカード
足利うさぎやさんで販売しているポストカード
大正14年、銀座を歩く女性の99%が着物を着用し、そのうち51%が銘仙を着ていたそうです。 3年後の日本橋では84%が銘仙を着用したいたと言うから、想像を絶する大ブームだったのだろう。
町中が銘仙だらけなんて素敵過ぎる~
でも、私へそ曲がりだから、皆が銘仙着ていたら、銘仙着ないで洋服着ていたかも。。