5月4日
ちちぶ銘仙館の続きです。
① 銘仙着物の回廊虫干し
② 館内全稼働&後継者育成講座の生徒作品展を紹介してきましたが、③では通常展示を主に紹介します。
ちちぶ銘仙館は、秩父銘仙等の歴史上貴重な資料の展示や、伝統的な技術を伝承するための施設で、昭和5年に建設され、平成13年に国の登録有形文化財に指定されました。 秩父銘仙が国指定の伝統工芸品に指定された事をうけ、平成28年リニューアルオープンしたそうです。
館内には多くの秩父銘仙が展示してあります。
着物を着ていない頃、着始めた一昨年、着物沼の住民となった今、見方がそれぞれ変わります。
秩父銘仙は花柄が多く、経絣(たてかすり)と玉虫色が特徴で、地色が、はっきりとした紫や赤、ピンクの着物が多く、埼玉のリサイクルショップは、秩父銘仙が比較的手に入りやすいです。 只、普段着として着用されていたので、シミや糸の劣化などダメージが多く、過去に、お尻が破れてしまった2枚は秩父銘仙でした。
手前のペンギン柄は、現代の型なかと思う。
5大産地の銘仙の中で秩父銘仙は、素朴で悪目立ちしないため、市内でのランチや近所のお出掛け向き。
羽織試着コーナーは移動していました。
毎回楽しみなんだけど、メンズは2着しかなく、女性物も地味な羽織が多かった。 以前と比べると全体の枚数が少ないのかもしれない。
私の着た羽織は、一昨年虫干しされていたのを見て、不規則な三角の中に、花柄が描かれていて素敵だな~と思ったのだけど、着たら地味だったw 陽に透けている感じと印象が変わるわ。
銘仙サポーター大募集だって。
やりたい!私がやらなくて誰がやる!?って思ったけど、秩父は遠くて自力じゃ行けない。
糸アート
母がミシンをやっていたのでうちにも沢山の糸があったなぁ~
紳士服のズボンがほとんどだったので、こんなにカラフルではなかったけど。
だから糸が好きなのかもしれない。
トルソーさんと。
相方が、この帯を欲しがっていたのでうしろから。
画像をよく見たら何かいる!?
蜘蛛かと思ったら・・・ハエだww
この長着は足利かな?
木目込みまりの展示。
秩父銘仙や夜具時(布団生地)を組み合わせて作ったまりの様です。
初めて見ました。
今までは、この部屋が羽織を試着出来る部屋で、奥の広い部屋まで見学出来たのだけど、奥の部屋は立ち入り禁止になっていました。 どの部屋の建具も素敵
銘仙とレトロな建物。
どっちも大好きなので、ちちぶ銘仙館何回来ても飽きないわ~
【おまけ】
この日は行きの有料道路の大渋滞からはじまり、いつも寄る「道の駅ちちぶ」のは何回通っても
西武鉄道の仲見世通りに寄ったら、やっぱり激混み しかも、仲見世通りじゃなく「祭の湯」になって狭くて超密になっていたw
相方ちゃんに美味しい秩父のお蕎麦を食べて欲しかったのだけど、銘仙館を出た時点で営業時間は終わっているし、何処に行っても混んでいるので、お蕎麦は断念し、祭の湯のフードコートでテイクアウト出来る物だけパパッと買ってすぐ外へ。
お土産のレジは長蛇の列だし、フードコートは満席。 屋外のベンチにも人が溢れていて、TVで見る外飲みどころの騒ぎじゃない こんな所には居られないと逃げる様に帰ってきました。
帰りの車内で食べたので、ビニール袋入りの食べ物を写すのもアレなんで、イラストにしました。
◆ わらじカツバーガーはパパが完食。
もちろん、わらじを揚げているのではなく、わらじみたいに薄く大きなカツ? 1足分入ったわらじカツ2枚入りのダブルもありました。
◆ しゃくし菜入り揚げ餃子(¥450)は、皮がカリカリに揚がっていて、中身は秩父名産のしゃくし菜と豚挽肉入り。 しゃくし菜に癖は無いので、野菜入りの揚げ餃子みたいな感じ。
◆ めんたいマヨポテト(¥300かな)は、秩父名物の味噌ポテトのアレンジバージョン。
味噌ポテトは甘い味噌が苦手なのだけど、めんたいマヨネーズをかけた、このバージョンの方が、うち夫婦には好評。
◆ 玉こんは時間が経っても熱々。 お醤油味が染みた玉こんに七味が効いて、さっぱりと美味しかった。
私が食べた、しゃくし菜入り揚げ餃子・めんたいマヨポテト・玉こんはリピートしたいくらい美味しかった。 今度はGWを避けて行こうと思う。