数時間かけて地道に塗ってます。
私の描く着物絵は、生地を縫い合わせた部分で柄を変え、皺の所は皺に馴染む様に柄も描いてリアリティを出してきたのだけど、今回は柄をつなげています。
絵でしか出来ない面白さっていうのを描きたくなって。
浴衣の地色が塗り終わったので、陰影を付けました。
この後、葉脈なども描き込みます。
下書きの線を残しながら塗っているのですが、昔やっていた仕事では、白い部分に半透明なフィルムを重ね白い部分を筆でトレースする仕事でした。
今回やっている白い部分を残す塗り方より、線に勢いが出ます。
デジタル加工すれば、それも出来るのだけど手描きの「味」を出したくて。
ちなみに使っているのは、この筆。
もう生産していないみたいで、在庫は、この1本だけ。
同じサイズのアクリル筆を代用してみたけど、コシと言うかハリと言うの?筆の戻りが違うのよね。
つづく