6月29日(土)足利のうさぎやさんへ行った記事のつづきです。
浴衣を求めて放浪の旅に出掛けていた私ですが、最後の砦(とりで)うさぎやさんで覚悟を決めました。
トランプ大統領じゃなくてカードのトランプ柄とか、有松絞り、他にも目を引く浴衣は何枚かあったけど、イマイチ自分らしくないのよ。
で、男物の浴衣に手を出しました。
・・・って私じゃなくて、ダンナです。
まずは、うさぎやさんの嬉しいサービスをご覧ください。
ちょうどこの日に、うさぎやさんがお得な「仲良し割」が始まりました。
普段仲が悪くても、店内だけ仲良ければOKとの事だったので、仲良しを装いダンナに浴衣と帯、達磨柄のモスリンの腰紐を購入
「俺は絶対着ない!」と言っていた男子、この夏2人(友人のダンナも)浴衣デビュー決定!
頑なに拒む人ほど関心を持っている訳で、興味が無い人より、着物沼に引きずり込みやすいのかもと思ったわ(笑)
でね、私の浴衣はと言うと・・・
銘仙に化けました
でもでもでも
今まで浴衣を買いに行って、羽織や道中や帯に化けていたけど、これはちょっと違うのです。
銘仙は袷と単衣しかないと思っていたら、数は少ないけど夏着物(透ける素材)もあると知りました。
それが分かれば浴衣より銘仙でしょ!
試着していた浴衣を元に戻し、mikiちゃんさんに店中の透ける銘仙を全部持ってきて頂き、片っ端から試着。
まず、一目ぼれした紫のお召銘仙(実際は、もっと赤みが強い。上の画像の方が本物近い色)
縦の絣のお召銘仙だから、ひょっとしたら初の桐生かな?
(お召銘仙は桐生と足利の境目で生産されていて、鑑定が曖昧らしい)
黒の銘仙(夏着物)
柄や色は秩父っぽい
仲良し割りと足得パスを応募して当たった500円券を使ったら、合計金額が意外と安かったので、更に透ける単衣の銘仙も追加。
一筋銀糸が入った大胆なデザインのハッキリした柄は伊勢崎?
産地聞くの忘れたけど、最近産地を妄想するのが趣味になりました。
さて、正解はいかに?
下の画像左は、一目惚れした絽の半襟。
この日買った3着の着物全てに合うのだ
右のは、ずっと気になっていた「eriko」さん
実物見せて頂いたら、うちにある掛け衿よりよっぽど優れものでした。
着物の人がいる場所だと、思いっきり自分出せるー
帯と下駄の鼻緒は市松で。
雨が跳ねると困るので、裾短めです。
【足利うさぎやさん買い物コーデ】
✧ 半襟:なごみや(ネット通販)
✧ 単衣の秩父銘仙:着物工房マリリン
✧ 半幅帯:きものこすぎ
✧ トンボ玉付帯締め:アベイル
✧ 銘仙の鼻緒の下駄の根付:秩父銘仙館野外露店
✧ 下駄:栃木蔵の町きしや
✧ バッグ:アナスイ
✧ 簪(かんざし):アベイル
やっぱり銘仙が好き
夏着物で銘仙があるのなら一年中着ちゃうもんね~