ぶらっと秩父 (③河野長廣 絵画展) | 絵描えみうのありのまま

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7月15日(日)の秩父日帰り旅行、道の駅 和紙の里ひがしちちぶの続きです。 
入り口正面から見える建物の奥にも瓦屋根の日本家屋が続いており、昨日のブログで最後に紹介した茅葺き屋根の「細川紙 紙漉き家屋」の隣にはレンタルギャラリーがありました。
 
ギャラリーの入り口を入って目に飛び込んできたのは、鮮やかなラピスラズリ・・・群青!
この作品は展示会用に描かれた50号の作品だそうです。
 
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7月14日~7月23日まで日本画家の河野長廣さんの第32回絵画展を開催中。 展示と販売をされています。 日本画は全く知識がないので、どんな風に描いているのか分からないのですが、イメージする「敷居の高い日本画」とは違っていました。

 

下の画像の犬や海の絵はアクリル画や水彩の雰囲気もあるし、買い手のニーズに応えたものなのかなぁ~と思ったり。 日本画=和室って感じだけど、和室のある家が少なくなったので、リビングに飾りたくなる絵を描かれたのかもしれない。と、絵描きの端くれとして憶測。 (好きな絵だけ描いて食べて行くのは厳しいのです)

 

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若かった頃は怖いもの知らずで、自分は絵なら描けない物はないだろうと高を括っいたのですが、TVの水墨画入門を見て見よう見まねで描いたら・・・とんでもなく下手で、水墨画の巧みな筆遣いは、私には向いていないと即座に断念しましたガックリ 

なので、自分には絶対描けない水墨画に見入ってしまう。

 

 

一番すごい!って思ったのは、竹と雀の水墨画。

墨の濃淡とかすれで表現した竹に惚れ惚れ ラブラブ

そこに愛らしい雀がいるだけで、小さな体温が感じられるし、笹の葉のこすれる音や雀の羽音まで聞こえてきそう。 バランスとかホントすごい! この絵は生きている!!!

 

と~~~~っても勉強になりました。

私もそろそろ重い腰を上げて、何か描かなくっちゃ!

ヤル気と刺激をありがとうございます。

 

 

レンタルギャラリーの前には日本庭園が広がっています。

ギャラリーの隣は宿泊も出来る研修会館 (一泊2食付き:¥6000)

左は、お食事処「すきふね」 うどんと蕎麦のお店みたいで、暑い野外からエアコンの効いた店内に避難するように窓際の席は埋まっていました。

 

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池には鯉がたくさん。

水辺は風が涼しい~

 

 

道の駅 和紙の里ひがしちちぶは、想像よりずっと広くて、野菜は安いし、見所満載でとっても気に入りました。 次行ったら、和紙のはがき作っちゃうよ~手紙

ギャラリーのレンタル代も安いので、個展開いちゃったりして・・・なんて・・・妄想してみる。

 

 

 

 

 

15日は河野長廣さんが在廊中でフラッと立ち寄ったにも関わらず、お礼状と名刺を頂きました。

お礼状も名刺も和紙です。 流石です!

河野長廣さんはスラッとしたダンディな方で、普段あまり感じることのないオーラを感じました。

ピンク色のオーラをしていました。

 

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そうそう!昨日のブログに書き忘れたのですが、道の駅 和紙の里ひがしちちぶの細川紙はアノ和紙なんです。 どの和紙かと云うと こちら この和紙