白。
白く。
しろく、
ひかるような
淡い雪。
しろく、
とけるような
儚い雲。
しろく、
つつみこむ
凍る息。
しろく、
ひろがった
擽る紙。
白いものへと、
吸い寄せられては
あつまってく心。
その、
無垢さに惹かれる
育ち生きた心。
そこに
戻りたい時
もあれば。
そこを
忘れては
成らないように。
そして
新たな絵を
描き始める為に。
私達は
本当の
白を知ってる。
だから
本当の
美しさがわかる。
なにかに
疲れていたら
塗り潰されただけ。
なにかに
苦しくなったら
埋め尽くされただけ。
また白く、
そして次へ。
白。