パートナーシップの根底にあるもの

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恋愛カウンセラーえみんぐです。

パートナーシップの根底にあるもの

昨日のブログでは

過去の経験や思い込み、

今まで見てきた習慣によって

無意識に

人間関係で

自分はどんな行動をとるか

影響を受けていることをお話ししました。

これはパートナーシップという

仕事や友人の距離より

さらに近い関係性になるほど

影響を受けやすい。

そしてこれは

過去の経験の中でも
幼少期の親子関係が
大きな影響を与えています。

私はこの心理学の道に進むまでは
そんな事を一ミリも考えたことがなく

へ？そうなの？
私、全く問題なかったけど？

って思ってたんだよね。

でもこんなことはありませんか？

例えば

小さい頃に満たされなかったことを
現在のパートナーで

満たそうと行動したり

愛されていないと思い込んでいて
目の前のパートナーに
愛されているかどうかの確認作業をしたり

子供の時に感じた感情が
大人になった今でも

その感情を潜在的に持ち続け
あらゆる人間関係において
ひょっこり現れることがあります。

「これをやったら怒られるんじゃないか」
「自分で判断したら失敗するんじゃないか」
「どうせわたしはいつも一人だ。

　誰にも相談できない」
「ちゃんとしてないとお母さんが心配する」
「両親のように結婚しても

　喧嘩ばかりして結局うまくいかない」

自分の中にある思考癖
物事の捉え方の癖、
これらは

幼少期の親子関係が影響している事が

多くあります。

親子関係だけでなく
友達との関わり方も
影響していることももちろんある。

私の長期講座では
親ワークというものに重点を置き

やっていくんだけど

その時に重要なことは
物事を点ではなく大局に捉えること。

それぞれの親子関係を題材に

考えていきます。

「立場替え」というもので

子供からの目線ではなく

親の目線に立って

その当時の事を考えていくもの。

「そんな見方したことがない」

「そんな考え方もあるのか」

「たしかに言われてみれば、

　親の目線になるとこうだよなぁ」

今まで

見えていなかった視点が増えることで、
全く違う世界が見えてくる。

そうすると、ずっと握りしめていた
不安、不満、怒りの感情が
ゆっくり

ゆっくり

溶けていく。

例えば、今までは
不安、不満、怒りの感情を感じないように
自分の感情を封印（感情を切る行為）
していたから自分がわからなくなる。

自分がどうしたいのか。
自分とすぐに繋がらなくなってしまう。

この状態が
パートナーシップにおいては
とても良くない状態で

二人の関係の中で
自分がどうしたいのかが
分からないから

相手に合わせてしまったり

何考えているかわからない

って言われたり。

ネガティブな感情は

ダメなものとして
なかった事にしていると

パートナーも幸せにできているか

実感が湧きにくくなり

飽きてしまった、
興味がなくなる、
となっていき
彼が自分に対しての積極性が

なくなってしまう。

別に今、会わなくてもいいか・・が続き、
結局会えない日が続くことに。

更にパワーバランスが崩れて
相手が自分に対して優先順位が下がり
雑に扱われていると感じることも。

これこそが、関係を壊す
大きな要因になってしまっているんです。

なので今見えている問題や悩み、
目の前のことを解決するには

今の状態を引き起こしているのは
相手の問題と捉えるのではなく

まずは
自分がどんな状態であるか
不安・不満・悲しみ・怒り