魂と繋がり、身体と繋がると、答えは体感としてやってくる。

コーチとしての言葉など、いらないのではないかと思う。

一緒にグラウンディングをするだけで。

 

(グラウンディングで繋がる場所は、その人にとっての源泉。生命の源。癒し)

 

生きているものはすべて、自分で自分を大丈夫にする治癒の力を持っている。

じぶん温泉、かけ流し。

 

(本文より)

 

◆クライアント ~片づけられない~

◆コーチ ~じぶん温泉かけ流し~

 

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◆クライアント ~片づけられない~

 

絶対にやらなければいけないのに、どうしてもとりかかれないでいる。

片づけようと思いながら、半年以上が過ぎている。

大きなことや、気の進まないことはもちろん、すぐに終わるような小さなことでも、とりあえず、先延ばしにしてしまう。部屋は、保留にしたものたちであふれて、すごい惨状になっている。

ほとんどが、講座やワークショップの資料や書類なのだけど、整理が追い付かなくて、次から次へと、クリアファイルにはさんだ状態のまま、ボックスに突っ込まれている。

 

部屋の状況が、心の中の状況だと言われると、そのとおりとしか言えなくて。

雑多なものにあふれて、覆いつくされているテーブルの上や、見えなくなってしまった床は、いったい何を隠しているのだろう? 見たくないもの、風通しをよくしたくないもの、動きたくない気持ちは、なんだろう? 

抵抗? ブレーキ? 不安? 怖れ? 連動しているとしたら何に対して? 

 

片付ければ、お宝的な物が、きっと、わんさか出てくるだろう。いつのまにかどこかにいってしまったアクセサリーとか、存在すら忘れている大切なものとか、探していた書類とか。

でも、やる気になれない。やりたくない。脳が老化しているのかもしれない。

 

などなど、ぐだぐだと45分近く、コーチに聴いてもらったら、さすがに、「やるしかない」という気持ちになってくる。コーチは、「気のすむまで何もしないでいいのではないか」と言ってくれて、やらないでいられるのも、豊かな時間だという気持ちになり、ここまできたら、「やらないをやりきる」のを、やってみてもいいのかもという気持ちになった。

 

「どれだけやらずにいたらやりはじめるのか」

 

◆コーチ ~じぶん温泉かけ流し~

 

クライアントの話を聴きながら、(同じかもしれない)と、ふいに情景が重なった。

部屋を片付けずに、毎日、外から持ち込まれる雑多なものや、ワークショップ等のメモを降り積もらせている状況と、次から次へとエゴが出現させるプロセスやワークに向き合い続けている状況と。

 

(見たくないものは何だろう?)

(恐れているものは何だろう?)

 

いちばん恐れているのは、自分を見ることなのだろうか。

いちばん知りたくないのは、自分のことなのだろうか。

 

(何から逃げているのだろう?)
 

見るのが怖いとしても、知るのが嫌だとしても、本質のエネルギーに繋がり、感じて、一緒にいることができる。本郷綜海さんが教えてくださったグラウンディングは、私にとって、そういうものだ。「グラウンディングの深さは体の繋がりとの深さでもあり、同時に魂との繋がりの深さ」だと、教えていただいた。

 

綜海さんが講座の中で、中心に「本質」、そのまわりに「傷・トラウマ」の層、そのまわりに「マスク・仮面」の層がとりまく同心円】をホワイトボードに描いて、ものすごい勢いで、一番外側の線から本質に到達する太い矢印を書いたとき、私の中に、通路ができた。

 

(傷にもトラウマにも触れず、どこにも停まることなく、一気に本質に繋がる直通エレベーター)

(その人の源泉、安心・安全の中で、いのちが生れ、癒えていく体感)

 

そのエネルギーのまま、できることが、今世、この肉体でやると決めてきたことであり、何をしていても、導かれて行くことだと思うけれど、日々、いろんな邪魔が入ってくる。

それは、本質ではないので、はらったり、流したりできる。グラウンディングをして、繋がりを取り戻せばいい。

イメージだけではなく、実際に、身体を動かして、現実の世界を掃き清め、拭き清め、洗い流して、掃除をすれば、なおいい。グラウンディングのエネルギーのまま、行動して、表現して、創造できたら、すごくいい。

 

(グラウンディングで繋がる場所は、その人にとっての源泉。生命の源。癒し)

 

綜海さんが教えてくださったグラウンディングは、私にとってそういう境地だという話をしたら、「一緒に行ってみよう」という流れになり、プチ旅行みたいに2人で出発した。

2人で行くグラウンディングの世界は、お互いのエネルギーや深さが相乗しあって、1人では行けない場所に入っていけると感じているから、ドキドキわくわく。

 

とても静かで、やさしく、繊細で、おだやかな心地に包まれていたら、だんだん、むずむずと動きたくなってきて、いつのまにか、無邪気に、無防備に、駆け出していて、ちっちゃな自分が笑顔で跳ね回っている感覚が広がってきた。

魂と繋がり、身体と繋がると、答えは体感としてやってくる

 

コーチとしての言葉など、いらないのではないかと思う。

一緒にグラウンディングをするだけで。

 

(グラウンディングで繋がる場所は、その人にとっての源泉。生命の源。癒し)

 

生きているものはすべて、自分で自分を大丈夫にする治癒の力を持っている。

あふれ出る源泉、かけ流し。

 

浜田えみな

 

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