(「いまここ」の日常にいながら、「物語」の非日常な世界へ)

創ったノベルは、連作短編のように、〈わたし〉という王国の地図を埋めていく。

 

浜田えみなから贈る質問は10。

 

オジャさんとの対話の中から、質問が生まれていくたびに、そこからひろがる無限のシナプスのような回路がイメージできて、質問された人の物語が、どの方向に伸びていくのか、どんな答をシートに書くのか、もうその壮大なイメージがやってきて、まだ始まってもいないのに、わくわくがとまらない。

(本文より)

 

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◆ノベルのテーマ

 

ノベルセラピー創始者 オジャさんが、毎月開催してくださっているオンライン開催の〈ネクステ・ノベルセラピー〉は、ZOOMに参加し、3人の講師が待つお部屋を、順番に訪問し、講師による誘導で、3つの物語を創ることができるノベル・マラソンだ。

 

お声をかけていただき、4月の講師を、させていただくことになった。

 

ノベルセラピーで創る物語には、それぞれ、魅力的なテーマがある。

たとえば、ネクステ・ノベルセラピーで行ったものは次のとおり。

 

【1月のテーマ】

①龍の上昇感を体感するノベルセラピー

②内なる神を起動させるノベルセラピー

③心に豊かさをもたらすノベルセラピー

 

【2月のテーマ】

①「自分を固めるためのノベル・セラピー」

② 「幸せな人間関係を築くためのノベル・セラピー」

③ 「ビジネスを起業するためのノベル・セラピー」

 

【3月のテーマ】

①貴方の恋する遺伝子を思い出すノベル・セラピー

②インナーチャイルドと仲良くなるノベル・セラピー

③自然のエネルギーと繋がるためのノベル・セラピー

 

このほかにも、たくさんのテーマがあり、これからも増えていく。

 

(「いまここ」の日常にいながら、「物語」の非日常な世界へ)

 

初めて、ノベルセラピーWSに参加したとき、未知の体験へのワクワクと同時に、ネガティブな思考もやっぱり出てきて、できなかったらどうしようなどと、うるさくうずまいていた。

だけど、そんな何もかもを払って、一瞬で世界が切り替わる、アクセスコードのような仕掛けが、それぞれのノベルにある。

 

初めて体験したとき、

 

(こんなふうに、物語の国に入っていくんだ!)

 

と、驚きと感動でいっぱいになった。

たちまち引き込まれる。

 

そして、非日常だと感じた物語の冒険は、体感として宿り、登場したアイテムは、記憶の底のスイッチを起動する。

日常と物語のシンクロや融合が始まる。

 

まずは、一緒のグループになった人とのあいだで。

そして、日々おとずれるさまざまなサインで。

 

創ったノベルは、連作短編のように、〈わたし〉という王国の地図を埋めていく。

 

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講師をさせていただくことが決まって、「テーマは何にしますか?」と訊かれた。

自分で創ってもいいし、オジャさんに創ってもらうこともできるという。

 

ノベルセラピスト養成講座を受けたとき、自分でもテーマを決めて、質問を創ることができたら素敵だと思った。

講座で理論は学んだけれど、演習はしていないので、いっしょに創っていただけないかとお願いした。

快く受けてくださり、オジャさんと一緒に創ることに!

 

ネクステのテーマは、「○○のためのノベルセラピー」というのが、特徴だそうだ。

せっかくいただいた貴重な機会なので、

 

(いま、一番受けたいテーマに即して、どんなふうに質問ができあがっていくのかを体験したい!)

(すごいチャンス!)

 

そう思ったとたん、気負いすぎて、嬉しくてドキドキしすぎて、頭の中がまっしろになり、どんな言葉も出てこない状態になる。

オジャさんに伝えると、こんな言葉が返ってきた。

 

「では、直感で。頭が真っ白の時こそ、右脳が直感をくれます」

 

そうして、キャッチできたテーマ。

 

◆質問を創る

 

オジャさんが時間をつくってくださり、3月22日の夜、ミーティングが行われた。

 

(そのテーマに魅かれたひとたちが、物語によって、そうなる自分を体験できる)

 

漠然と、そんなふうに思っていた。

でも、私が想定していたのは、ぜんぜん未熟で、すごく浅い部分だったことが、オジャさんと一緒に質問を創っていくなかで実感する。

 

それは、知らずにしみついている「自分」という枠を、どれだけはずして、自由になっていくかということにもつながり、視野がぐんと広がった。

 

たとえば、私がそのテーマに魅かれる理由をAとすると、ひとりで考えているとき、私はAのタイプの人が満たされるようなノベルが生まれるような質問を創ろうとしていた。

 

ところが、オジャさんは、まず、今回のテーマの「キーワード」になっている言葉に反応する人のパターンは、二つあること(AとB)、今回のテーマの「核」となる〈知りたいこと、求めていることは何か?〉 ということに導いてくださった。

 

オジャさんとお話をしながら、テーマを掘り下げていく楽しさ。

 

(それを見つける物語なんだ!)

 

という着地点がわかり、すっきり。

 

テーマとして掲げられた言葉の行間には、それを提案したノベルセラピストの、参加してくださるかたへのあふれる想いがあるのだけど、それさえも一部で、もっと広く深い視座があることを、ミーティングで体験させていただく。

 

実際に質問を創っていく過程では、私の希望や心地よさなども取り入れてくださりながら、質問者の立場と、応える人の立場を行き来して、さらにたくさんの枝葉が伸びていくのを感じる。

 

心理学的な見地からもお話してくださり、短い質問の中に、さまざまなレイヤーが秘められていることがわかった。

だから、何度でも受けられるし、同じテーマでも、生まれる物語がちがう。

 

私から贈る質問は10。

 

オジャさんとの対話の中から、質問が生まれていくたびに、そこからひろがる無限のシナプスのような回路がイメージできて、質問された人の物語が、どの方向に伸びていくのか、どんな答をシートに書くのか、もうその壮大なイメージがやってきて、まだ始まってもいないのに、わくわくがとまらない。

 

(そんな気持ちにさせてくれる、オジャさんの魅力)

 

質問が完成したあとのお話で、ノベルセラピーで大切なことと、このテーマで、いちばん伝えたいことは何かということを、受け取る。

 

はじまる前とあとで、まったくちがう場所にいる自分を感じている。

 

ネクステの講師をさせていただけることは、新米ノベルセラピストのイニシエーションなのかもしれない。

質問を一緒に創る時間をとっていただけたことの幸せが、いっぱいに満ちている。

 

さらに、もう一人のネクステ講師のかたと、お互いのテーマを体験しあって、質問をブラッシュアップするミーティングもある。

 

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4月のオンライン開催のネクステ・ノベルセラピーは、4月20日(土)10時~16時に開催です!

 

ZOOMに参加し、3人の講師が待つお部屋を、順番に訪問し、講師による誘導で、3つの物語を創ることができるノベル・マラソンです。

よかったら、体験してくださいね。

 

テーマや、参加申込の詳細は、追ってご案内します。

 

coming soon!

 

 

浜田えみな