(持っているものに気づき、ひらいていくこと)
(持っていないものを知り、むすんでいくこと)
(知らないうちに、守られていること)

(本文より)

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(楽しいー――――っ)

名前のことだま®のお話をしていると、どうして、こんなに楽しいのだろう。
晶子さんとのセッションは木曜日の夜なので、月曜からフルタイムで働いて、週末に向けて、エネルギー的には低下しているはずなのに、セッションが始まると、

(どんどん元気になる)

ということを実感しています。

日本人が大切にしてきた「和の叡智」の宝庫である、山下先生のテキスト。

 



晶子さんにとっては、初めて目にすることだと思います。
私にとっては、最初に学んだ2009年からの歴史があり、特に、最近、晶子さんのセッションを始めたことで、昔のテキストやノートなども開いたりしていたので、今のようなオンラインではない、セミナールームでの対面の、ホワイトボードの板書の文字や、先生の声が脳内に蘇り、心が震えるような、ことだまの応援を受けているような、伝えることが、楽しくてたまらない、そんな時間です。

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「名前むすび」は、古代数詞による和の叡智「ひふみの道(ひらく、ふやす、みたす、よろこび、いきがい、むすぶ、なる、やる、こめる、とじる)」のメソッドによって、使命を実現する7ステップです。「名前のことだま®」の山下弘司先生によるものです。

 



前回の「名前むすび2」では、名前の音に秘められた「三つの使命」を発揮するために大切なことが、名前の音の順番にあることをお伝えしました。

セッションの最初に、ワークシートの宿題、「ご自身の幸せポイント」を、シェアしてくださった晶子さん。

画面ごしに、しっかり書いてくださっている紙面が見え、嬉しく思いました。

晶子さんに、「幸せポイント」のチャージが必要になったとき、そのページをひらいてくださったら…… 

そこには、晶子さんの文字で、ご自身が幸せを感じる行動や、行くと元気になる場所が書かれています。

ことだまの力はエネルギーです。
本質は変わりませんが、時代や場所、使う人によって、行う内容は変わり、進化します。

一年後、二年後、振り返ったときに、晶子さんが幸せを感じる行動や、行くと元気になる場所は、新たに増えているかもしれません。
どんどん書き足して、ことだまのレイヤーが、深まっているのを感じていただけたらと願います。

「名前むすび3」は「みたす ~強みをむすぶ~」

 



「あいうえお」の母音に秘められた、物事が実現するプロセスを伝えています。
苦手だと思っていたことの解決法がわかります。
そうと意識せず、行っていたことに気がつきます。

(持っているものに気づき、ひらいていくこと)
(持っていないものを知り、むすんでいくこと)
(知らないうちに、守られていること)


他者との関わりの扉が、「名前むすび3」から、開いていきます。

名前の音を、母音に分解すると、いろいろなことがみえてきます。
その時代が大切にしているものが、表れています。

たとえば、「あ」の母音には、企画する力があります。夢やビジョン

昭和の後半には、「お」の母音で終わる名前は少なくなり、「はるこ」さんは、「はるか」さんへ。
「あやこ」さんは、「あやか」さんへ。
名前の最後の母音が変わっています。

夢や希望が広がる音が、あふれたのです。

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ご家族の名前の母音をワークシートに書いてみると、見えてくるものがあります。
ご両親、祖父母様、ごきょうだい。
晶子さんに、お名前を教えていただいて、私も書いてみました。

すると……
祖父母様たちのお守りが、どれだけあたたかく、晶子さんを包んでいるかが、そこに現れたのです。
「名前のことだま®のおはなし会」でも、みなさんにしていただいているワークシートですが、そのかたちは、それぞれちがい、「強みと課題」が現れます。

祖父母様たちのお名前を、お呼びすること。
どんなかただったか。何をされているかたか。
思い出など、エピソードを聴かせていただくこと。
亡くなっている場合は、命日を。


それが、何よりのご供養だと、山下先生は教えてくださいました。
お会いしたことのない、晶子さんの祖父母様たちの名前の母音から、晶子さんを守ってくださる愛と祈りが伝わってきます。

(いったい、何を守ってくださっているのでしょうか?)

そのことをひもといていくのが、次回、「名前むすび4 四人の守り」です。
四人とは、父方、母方の祖父母さまです。

ひとつひとつのことだまをみていくのが、「名前むすび6 先祖のことだま」です。

 

どのような方だったか、教えてくださる方がいらっしゃるなら、ぜひ、詳しく聴いていただきたいです。

なぜなら、祖父母さま、ご先祖様は、「根」だからです。
「根」が絶えてしまっては、幹は枯れ、花も咲かず、実りません。

晶子さんのお話を聴かせていただきながら、私も、祖父母のことを話し、生まれてきた証である「名前」を呼ぶことは、繋がることであり、どんなことよりも供養だと、あらためて感じています。

(おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう)

「名前むすび1」~「名前むすび3」では、晶子さんの名前「しょうこ」のことだまを、
「三つの使命」・「幸せポイント」・「強みと課題」の観点から、ひもときました。

次回からは、重なって響いている「守りのことだま」について、ひもといていきます。

「名前むすび4 ~守りをむすぶ~」は、祖父母さまたちがメインです。
ご自身のルーツに、近づいていきます。

 



浜田えみな


名前むすび2
 

 


名前むすびについて(7セッションの概要と、過去の名前むすびセッションのレポートを掲載)