(撮影 白澤裕子さん)

 

約束されたアセンションに、裕子ちゃんとわたしは、もう巻き込まれている。

 

ずっと旅をしているような気がする。

必要なときに交差したり、重なったりする軌道で。

 

***

 

「明日は、これからのえみなさんに、連れていきたい服(何かひとつでも身につけて)を着てきてね✨」

 

と言われ、突然のことでとまどったけれど

 

(裕子ちゃんらしい)

 

と感じた。

 

裕子ちゃんが描いてくれる翼のミラクルに乗る「切符」だ。

 

(だから、大事)

 

突然だったけれど、何を連れていきたいか、ちゃんとわかっていた。

 

(本文より)

 

◆「てんけん隊」の由来

◆約束されたアセンションへの旅

◆きっかけは「翼」

◆招かれた場所

◆切符

 

**********************

 

◆「てんけん隊」の由来

 

今回、7年ぶりに、旅する絵描き 木の葉堂 白澤裕子ちゃんと、てんけん隊に繰り出すことになったのは、翼を描いてもらうためだ。

 

「てんけん隊」というのは、くまのプーさんのお話の

 

「クリストファー・ロビンが、てんけん隊をひきいて、北極(ノース・ポール)へいくお話」

が由来だ。

 

クリストファー・ロビンから、

「北極を発見するために探検することを森のみんなに伝えるように」

と頼まれたプーは、難しい言葉がわからなくて、「探検」を「てんけん」と間違えてしまい、間違えたまま、みんなに伝える。

 

集まったのは、プーにコブタにウサギ、カンガと息子のルーにフクロにイーヨー。そしてウサギ。

一行は、クリストファー・ロビンを先頭にして、「北極探検」に出発する。

 

ところが、実は誰も(クリストファー・ロビンも!)、北極がどんなものか知らない。

みんなが、いろんな勘違いをして、勘違いしたまま、大真面目に、大間違いの北極を見つけて、大団円

 

……という話だ。挿絵も、とってもかわいくて、「てんけん隊」の一行が進んでいく様子は、とても勇ましい。

 

このお話を読んで以来、「ノースポールてんけんたい」という言葉を思い浮かべるだけで、それが何かはわからなくても、かけがえのないものを探しに行く確信と、わくわくした気持ちがあふれてきて、とても高揚するようになった。

 

裕子ちゃんとのおでかけに「てんけん隊」と名付けたとき、まるで、隊列を組んで、楽しいことを目指して向かっていくような、心強くて無敵な気持ちが生れた。

そして、その気持ちは、ずっと続いている。

(過去のてんけん隊のことは、この記事 →【〈白澤裕子ちゃんとの「てんけんたい」復活〉前に「2015年のてんけんたい」をまとめ読み!】

 

 

 

◆約束されたアセンションへの旅

 

合言葉は、

 

(わたしたちって天才!)

 

何をしても、どこに行っても、素敵なものを見つけ、二人で創ることができる、誰もやったことのないアートのアイデアが浮かんでくる。

 

〈行く前から始まってて、終わってからも続いている〉

 

7年ぶりに、裕子ちゃんとてんけんに繰り出した。

楽しすぎて、不思議なことが起こりすぎて、何からどんなふうに書いたらいいのか、気負い過ぎて(笑)、レポートを書ける状況になるまで、時間が経ってしまったので、さかのぼって、てんけん前後のメッセンジャーのやりとりを読み返していると、

 

「行く前から始まってて、終わってからも続いている」

 

ということが、はっきりわかった。

そのミラクルと、パワフルさ。

 

(これから、どんなふうになっていくのだろう)

 

わくわくが止まらない。

 

約束されたアセンションに、裕子ちゃんとわたしは、もう巻き込まれている。

 

ずっと旅をしているような気がする。

必要なときに交差したり、重なったりする軌道で。

 

◆きっかけは「翼」

 

今回、てんけんに繰り出すことになったのは、を描いてもらうため。

 

Zoomの背景画像に、裕子ちゃんの描いた花の冠を使わせてもらうようになり、ミーティングに参加するのが楽しくなった。

いろとりどりの花の中にいると、まるで、花の精。

 


(「戴冠式」 旅する絵描き 木の葉堂 白澤裕子)

 

水彩のにじみとか、グラデーションとか、使われている色とか、はなびらや茎の曲線だとかが、やさしく、やわらかく、応援してくれているのがわかり、透明感のある彩にもすごく癒されて、背景にしている私はもちろん、その画面を見る参加者の人たちにも、セラピー的な癒しが訪れているのがわかる。

 

自分を表現するツールとして、zoomの背景は大切だと思った。

 

現実には行けない場所にも、絵の世界なら行ける。

深い森の中も、宇宙にも。ファンタジーの世界にも。

海の中でクジラと遊べるし、大好きな色の中に埋もれることもできる。

 

空想の翼を、Zoomの画面に広げることができる。

たった一枚の絵で、バーチャルな世界を楽しむことができる。

 

「zoomの背景を一緒に描くというワークショップはどう?」

 

「好きな翼を描くのはどう?」

 

「裕子ちゃんが、お話を聞いてくれて、ぴったりの翼を描いてくれて、背景画像にしてくれたら、とってもうれしい!」

 

そんな提案したことがきっかけで、モニター体験をさせてもらうことになり、zoomでおしゃべりする日程を調整しているうちに、猛烈に「てんけん隊」をやりたくなった。

 

裕子ちゃんには、「お絵描きフォト」というメニューがあって、一緒にどこかに行って、撮った写真に、イラストを合成してくれる。

 

前から気になっていることを伝えると、それも合わせて、やってくれることになった。

 

(すごーい)

 

◆招かれた場所

 

「てんけん隊、どこ行こうね⁉️ パッと浮かんだのは、奈良の宇陀にあるここ。近くに室生龍穴神社があるみたい」

 

と、裕子ちゃんから、「室生山上公園芸術の森」のURLが送られてきた。

 

滋賀県に住む裕子ちゃんから、奈良の山深い場所の提案があったことに驚きながら、リンクを開くと、緑深い山中に、出現している現代アート風の作品に目が釘付け。

 

(絶対行きたい)

 

クリエイティビティが、むくむく発動している。

 

そうして、6月16日を迎えた。

 

◆切符

 

てんけん隊の前夜、裕子ちゃんとメッセンジャーでやりとりをする中で、最後に、

 

「明日は、これからのえみなさんに、連れていきたい服(何かひとつでも身につけて)を着てきてね✨」

 

と言われ、突然のことでとまどったけれど

 

(裕子ちゃんらしい)

 

と感じた。

 

裕子ちゃんが描いてくれる翼のミラクルに乗る「切符」なんだと。

 

(だから、大事)

 

突然だったけれど、何を連れていきたいか、ちゃんとわかっていた。

 

私の元に来てから、大切なときには必ずつけている、アクアレムリアのピアスと、店頭でオレンジ色に一目ぼれをして、試着もして、「オレンジ色を探していたんです」と、レジでショップのお姉さんと、意気揚々とかわした会話も覚えているのに、家に帰って部屋の明かりの中で広げたら、どう見ても、ピンク系の色で、どこかで取り違えられたのではないかと、いぶかしく思うくらい、色が変わってしまった、透け感のあるトップス

 

(撮影 白澤裕子さん)

 

(撮影 白澤裕子さん)

 

「古事記」「日本書紀」等に記載がみられ、神武伝承の舞台としても知られ、「万葉集」では柿本人麻呂の「かぎろひ」の歌にも詠まれるなど、古代における王朝との関わりも深い、大和高原に位置する宇陀の地

 

〈行く前から始まってて、終わってからも続いている〉

 

6月16日に描いてもらった翼が、今も、どんどん変容していく

(それはつまり、私が変容しているということなのだけど)、裕子ちゃんと私を繋ぐ世界で、放し飼いになっている、すてきなものたちが鼓動しているのを、ずっと感じている。

 

裕子ちゃんが描いてくれた翼に、ようやく芽生え始めた表現の翼。

 

(かけがえのないものを探しに行く確信と、わくわくした気持ち)

(隊列を組んで、目指していく、心強くて無敵な気持ち)

(わたしたちって、天才!)

 

何をしても、どこに行っても、素敵なものを見つけ、二人で創ることができる、誰もやったことのないアートのアイデアが浮かんでくる。

 

いよいよ、次回から現地入り。

 

浜田えみな

 

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