射的は、まっすぐど真ん中に当てても、ただ、後ろに倒れるだけで、下に落ちない。

左上か右上に、できれば下から上に当てると、浮き上がるような回転が生まれて、下に落ちていく。

 

***

 

(直球すぎると、動けない)

 

縁日の射的を思い出した。

台の上に並んでいる的(駄菓子や、おもちゃなど、いろいろ)に、コルク栓の弾を当て、下に落とすともらえる遊びだ。

 

長女は、保育園の頃から、縁日の射的が好きで、まったく当てられないときから、やりたがった。

義父母の家の近くの神社に戎神社があり、縁日が立つたび、祖父母からお小遣いをもらうと、必ず射的をした。

 

初詣で行く天満宮と、十日戎と、夏祭り。一年に三回だけの射的なのに、まわりの人に教えてもらって、年々、うまくなる。

それをずっと見てきた。

 

主人も私も、射的をやりたいと思ったことなど、一度もない。

 

(この子は、どうして、射的をやりたがるのだろう?)

 

と、ずっと不思議だった。

今、わかった。

私に大切なことを教えてくれていたのだ。

 

(ど真ん中だけが正解じゃない)

 

射的は、まっすぐど真ん中に当てても、ただ、後ろに倒れるだけで、下に落ちない。

左上か右上に、できれば下から上に当てると、浮き上がるような回転が生まれて、下に落ちていく。

 

一度では、落ちそうもないものは、どうするのか。

倒れないようにソフトに、少しずつ位置をずらすような当て方をして、何度目かで最後に落とす。

 

(的外れに見える当たりが、大事な位置に的を運んでいる)

 

セッションも、似ている。


私の場合、直球すぎると、動けなくなる。

受け止める前から、もう怖い。


だから、コーチの前では、ど真ん中ではなく、端っこのほうを見せている。

ぜんぜん、関係のないことを話しているようなこともある。

 

逃げていると、感じていた。

 

だけど、触れていないど真ん中に、

 

(ちゃんと届いている)

 

ソウルコーチのセッションを重ねて、そのことを、感じ始めている。

 

直球ではなく、かすめるように。

倒れないようにソフトに、少しずつ。

的外れに見えるような当たりが、ど真ん中に響いている。

 

(どのセッションも、繋がっている)

 

ソウルコーチへの日々がぜんぶ。

「道」は、終わりなく続く学び。

 

浜田えみな

 

公式ライン、「じぶん温泉かけ流し 浜田えみな」登録しました!

モニター募集のお知らせなど、もれなく、受け取っていただけます。

https://lin.ee/C12gDIh