朝の通勤電車で、座ることができた。

カバンを膝の上に置いて、一息ついたら、目の前の床にわんこがいる!

中学生の女の子のローファーに、くんくんすりよっている。

そのよりそい感。

いたいけのなさ。

 

(生きているの?)

 

と思うほど。

 

(なんで、こんなにぴったりよりそっているの?)

 

と思ってよく見ると、わんこは、サブバックにつけられたマスコットだった。

サブバックは、無造作に床に直置きされているのだが、どういう仕組みなのか、わんこは転がらずに立っている。

電車が揺れて、カバンが動くたびに、あっちを向いたり、こっちを向いたり。


 

でも、どちらを向いても、女の子の靴から離れない。

たまらなくかわいい。

 

思わず、こっそり撮ってしまった。

 

学校のある駅に着くと、女の子は床に置いたサブバックを肩にかけ、出口へ向かう。

すると、わんこは、今度は女の子の手によりそい、しっぽを立てて、ちんとすましているのだった。


 

(りっぱな差し尾)

 

かわいすぎて、また撮った。

 

浜田えみな