「さっき、えみなさんにイチゴを送りました。明日の夜ヤマト宅急便で届きます。
今朝採れたてのつやつやフレッシュなイチゴに、えみなさんの顔が思い浮かびました」
岡山に住む友達から、いちごが届いた。
なんという名前だろう。
ほおばったとたん、ジューシーで、甘くて、今まで食べたことのない味で、舌が、ときめく。
(おいしいーーーっ)
目が二回りくらい大きくなった!
断面が見たくなり、ナイフで縦に切ってみると、芯までまっ赤。
かっこいいな、と思って、よく見ると、芯から伸びた白い筋は、つぶつぶにつながっている!
(えっ)
初めて気がついた。
栄養が運ばれているのだ。
〈へその緒みたい〉
〈つぶつぶは、赤ちゃんだ〉
〈つながっている〉
〈守られている〉
こんなにたくさんのつぶつぶが、ぜんぶ!
小さい実に向けて、まっすぐ伸びている、大きく太い白い筋。
みえないところで、支えられ、守られて、生きている。
なんだか泣きそうになった。

横に切ってみると、芯の部分もイチゴのかたちをしていて、感動!
梢に見えた白い筋は、雪みたいに散らばっていて、感動!
だいすきないちご。
見るたび、食べるたび、思い出せる。
添えられていた手紙の
「応援しています」
の文字も。
ありがとう。
浜田えみな






