「さっき、えみなさんにイチゴを送りました。明日の夜ヤマト宅急便で届きます。

今朝採れたてのつやつやフレッシュなイチゴに、えみなさんの顔が思い浮かびました」

 

***


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岡山に住む友達から、いちごが届いた。

なんという名前だろう。

ほおばったとたん、ジューシーで、甘くて、今まで食べたことのない味で、舌が、ときめく。

 

(おいしいーーーっ)

 

目が二回りくらい大きくなった!

 

断面が見たくなり、ナイフで縦に切ってみると、芯までまっ赤。

外に向かって、くっきりと伸びる白い筋は、梢みたいに見えた。


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かっこいいな、と思って、よく見ると、芯から伸びた白い筋は、つぶつぶにつながっている!

 

(えっ)

 

初めて気がついた。

 

栄養が運ばれているのだ。


〈へその緒みたい〉

〈つぶつぶは、赤ちゃんだ〉


そうだ、いちごは、種に見えるつぶつぶが、実。


とどいている1

 

〈つながっている〉

〈守られている〉

 

こんなにたくさんのつぶつぶが、ぜんぶ!


小さい実に向けて、まっすぐ伸びている、大きく太い白い筋。

みえないところで、支えられ、守られて、生きている。

 

なんだか泣きそうになった。
 

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横に切ってみると、芯の部分もイチゴのかたちをしていて、感動!

梢に見えた白い筋は、雪みたいに散らばっていて、感動!

 

 

だいすきないちご。

見るたび、食べるたび、思い出せる。

添えられていた手紙の


「応援しています」


の文字も。


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ありがとう。

 

浜田えみな