“えみな”って、アイヌ語で、
「ほほえみ」とか「笑う」
っていう意味なんだよ


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“えみな”って、アイヌ語で、「ほほえみ」とか「笑う」っていう意味なんだよ」
って、今日、教えてもらった。
「えみ」という音から、「笑」をイメージする人は多いと思うけれど、「えみな」に、そういう意味があるなんて。

わたしは、文章を書くので、十五年ほど前からペンネームをもっている。

「みみちゃん」と呼ばれていたので、「浜田みみよ」という名前だった。好きな名前だったけど、名前のことだまを学んで、自分に足りない母音は「え」の音(行動・発展)だと思った。もう二度と、文筆をあきらめないためにも、ペンネームを変えようと思い、今度は「え」の音をつけようと決めた。残りの音は、ちょうど、その時期に購入した、アイリッシュハープ演奏家のみつゆきさんの限定版CDに振られていたシリアルナンバー「237」を、ひらがなに直し、「えみな」にした。

女性性の解放が自分のテーマだと決めた時期でもあったので、「子宮」などを意味する「えな」という言葉が含まれていることも、わたしにとっては、メッセージだった。
だから、漢字はあてはめられなくて、ひらがなで「えみな」とした。
 

本名が、男っぽい、強い印象の名前なので、こんなかわいらしい名前は、気恥ずかしくて、慣れなくて、とてもじゃないけど名乗れない。公開したのは、ずっと後になってからだった。
 

「浜田えみなです」と、自己紹介できる自分が不思議だ。いつから、平気になったのだろう?

パソコンで名刺を作っていて、主人には苦笑されている。長女は、ぬいぐるみのうさぎの名前だと思っている。(長女が、毎晩、抱っこして眠るうさぎに、わたしが名づけた)

そんなふうに、音連れた名前に、意味があったなんて。

教えてくれたのは、東京のことだま師のYさんだった。

「えみな」は、Yさん愛用の万能粉石鹸の商品名だという。 

Yさんは、入浴をふくめ、生活のすべての洗浄に、万能粉石鹸「えみな」を使い、「えみな」との出会いに感謝していらしたので、わたしの名前を聞いてすぐ、アイヌ語の意味を教えてくれた。

帰宅して調べてみると、漢字の音のように「えみ」という音が、「微笑」を意味するのではなかった。
エが『あなた』 ミナが『笑う・微笑』なのだそうだ。「えみな」は、「あなたが笑う」 「あなたの微笑」
 

なんて素敵なんだろう。 

インターネットの検索エンジンには、万能粉石鹸以外にも、「えみな」という名称が、たくさん出てきた。北海道の社会福祉施設や、ケアセンターなどの名称に使われている。

 

「えみな」ということばが、陽だまりのような、あたたかさをもっていることが伝わってきた。かかわりのある全ての人が「えみな」であるようにとの願いをこめて、施設や会社の名前として名づけられ、遠い北の地域の人たちの生活に根付いている。

きっと、町には、大きな看板などもあるのだろう。ロゴをつけた車が走りまわっているのだろう。

今日から、自分の名前を名乗るときに、あらたな祈りをこめる。

あなたが、笑顔でありますよう。
たいせつな、たいせつな、あなたの微笑。

 

浜田えみな(初出 2011・4・10)

 

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最近、「スピリチュアル・プロフェッショナル養成コース」という、あらたなコミュニティに参加したので、名乗ることや、名前を呼んでいただくことが増えた。

「かわいい名前ですね」と言われると、急速に恥ずかしさが増してくるので、「活動名です」と伝えているが、何も言われなければそのままにしているので、本名と思っている人も多いかもしれない。

 

私の名前をみかけたら、アイヌの言葉を思い出し、笑顔になってもらえたらと思い、投稿します。

 

イラストは、2011年6月10日に、『カレルチャペック紅茶店のレシピ』(山田詩子 白泉社刊)に掲載されている写真を観て、思わず描きたくなって、気づいたら描いていた焼き菓子。

 

〈食べものを描くのが好きだ!〉ということと、〈文章ですくわれたのと同じくらい、食べ物や飲み物ですくわれてきたこと〉を、思いだし、cafe e mina をブログ上でオープンした。

 

1日だけのつもりが、焼き菓子を描きたいという衝動がおさまらず、3日間、オープンしていた(^^)

 

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ことばで温泉を湧き出させる

〈じぶん温泉かけ流し〉

湯治の専門家 浜田えみな

#スピプロ10期