読んだ人の心に温泉が湧き出し、満たされ、自分の中から生まれた温泉のチカラで湯治ができるような、ことばの湯浴みの世界を創りたくて、noteに、過去の記事を移して、少しずつ「ひめ神温泉」をひらいています。

 

12日目の投稿は、すせりひめです。

本文から少し転載します。

 

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スセリヒメが、オオクニヌシのために働かせる機知と助言は、父から離れ、愛する人と共に行くための方策であり、巣立ち。

 

「おとめ」から「ひめ」への通過儀礼だと感じる。

 

命がけのバージンロードを経て、父から婿への愛のバトンが、まっすぐに受け渡される。

その体験を経て、ひめは、脱皮して、羽化できるのだと思う。

 

ひめの力は、同時に、婿を脱皮させ、父を脱皮させるものだったことも、感慨深い。

 

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自分が結婚したときのことをふりかえると……

 

私の父は、ばりばり、スサノオタイプ。ブルーカラー。体育会系。口より手が早い。

夫は、ばりばり、オオクニヌシタイプ。ホワイトカラー。文科系。思慮深い。

 

まったく正反対の父と夫だが、結婚に際して、スセリヒメの神話のように、機知や助言が必要だったかといえば、そんなことはなく、そもそも、25歳までに結婚していない女性は「クリスマスケーキ」などと揶揄された時代に、30歳を過ぎでも独身で家にいたので、反対などされようもなかったのだ。……

 

(本文より)

 

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もう一度読んでくださる人も、はじめてのかたも、よかったら、ひめ神温泉に遊びにきてくださいね。→ 

 

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ことばで温泉を湧き出させる

湯治の専門家 浜田えみな

スピプロ10期