今、手にした「ご縁」という種を育てていく。
「失敗」という目の双六は「
ユーモア」で進んでいく。
「甘え」という罪を忘れずにいる。


*    *    *


今日は、マヤの「惑星」の日。「表明すれば顕れる」という日です。


まず、私は「フォトブック」を創ることを表明し、『手のような雨』というフォト短歌集を創りました。
つぎに「きみのトモダチにあいたい」という企画を起ち上げました。


今回は、出たがっている猫たちの何匹かをお披露目します。わたしのトモダチです。


未完成のまま原稿データが失われ、見本版しか残らず、編集できなくなった本の猫たちです。そのままでいいと思って置き去りにしていましたが、猫たちが騒ぎ出し始めたので、手作業でも、とにかく完成させます!(この顛末は後述)


今日は、黄色い種という日でもあります。


*    *    *


〈公立入試の夜の浜田家〉


入試前日、塾の先生や先輩たちから激励され、たくさんのお守りや合格祈願グッズをもらい、仲間達と目標に向かって進んでいく高揚感に満たされ、当日、意気揚々と出かけていき、親としても、どんな結果であってもねぎらってやろうと思っていたにもかかわらず、帰宅した息子の口からマシンガンのように飛び出してるのは、


(キーになる問題文中の言葉を読みとばし、別の解法でやって大幅に時間をロスした)
だの、
(X軸とY軸を間違えて記入した)
だの、
(動揺して、最初の二十分間、問題文がぜんぜん頭に入ってこなかった)
だの、
(英語のリスニングの声が小さく、雑音しか聞こえなかった)
だの、
そのほかにも、耳を覆いたくなるような信じがたい失態の列挙。極め付けは、


「おれ、耳そうじしてへんかったから、きこえへんかったんかな?」


などと言いながら、ごそごそと引き出しから耳かきを探し出し、耳の穴につっこんだので、


「そんなことは、試験の前の日にやりなさいーーーーーーっ!!!」



……さらに、


「おれ、なんで、この学校、受験してるんやろ? って、ふと、理科の試験の時に思ってんなー」


などと、信じられないことを、ぼよよ~んとした顔で言うので、


「リクトが、絶対ここに行くって言ったから、ランクを落とさなかったんでしょーーーっ」
「そんなことは、もっと早くに考えて、志望校を決めなさいーーーっ」



わたしだって、こんな展開になるとは想いもしなかったけど、止められない。

次々に思い出すのか、全教科の失敗の数々をマシンガンのように伝えてくれるリクト。


(もしかして、誇張か謙遜ではないのか?)という期待は、音を立てて消えていき、


「数学、たぶん20点しかない」


という信じられない言葉の後に言えることがあるとしたら


「そんな点、どこの高校も合格せえへんやろーーー!」



(やってくれましたわ、リクト)


まさかまさかまさか。
悪夢のような展開に、へたりこみそうになりながら、


(なんで、合格判定試験のときにいい成績とるんだー )


と右肩上がりだった模試や判定試験を呪いそうになります。


悶々悶々。


併願校のオープンスクールにも行かず、公立に合格すると信じていたらしい彼のお天気さ。にもかかわらず、まったく実力が伴っていないアンバランスさ。


思い起こせば、それは今に始まったことではなく、小さい頃からのものでした(苦笑)


私も「彼を信頼する」などという耳障りのよい暗示に逃げず、冷静に状況判断してやればよかったなあと後悔することしきり。


かわいそうだと思うのは、受験した公立高校は自由な校風でそれなりに学生生活も楽しめる環境なのですが、たぶん行くことになる私立高校は、大学入試を主眼に置いた勉強一本の環境なので、


(ついていけるのかなー)
(クラブもできないし、学校行事がほとんどないのになー)


と、さほど頭がいいわけでもないリクトが不憫で、私のほうがブルーになるわけです。
しかし、決まったものはしょうがない。
しょうがないけど、


悶々悶々。


ということで、猫たちに聴いてみることにしました。
わたしには、猫のトモダチがたくさんいるのです(笑)


まずは、林ゆう子さんとくれや萌絵さんが制作されたENMAカードを引きました。
わたしは、カードを引くときは、下記の4つのことを訊きます。


★今の状況が伝えるテーマ
★今の状況が伝える課題
★今の状況を解決するための鍵
★解決したあとに訪れるギフト


さて、出てきたカードは?




ENMAカードの講座受講後、当時は

〈毎日、カードを引いて、用意された幾つかの質問に答えながら、感じたことを記録する〉

という宿題があったので、感じた言葉をFBに投稿していました。


そのとき、不思議なことに、ずっと、猫たちの声が聴こえていたのです。


私にはどこにいるのかもわからなかった猫たちを、小林あっこさんが見つけてくれました。

諸事情があり、このフォトブックは未完成のまま原稿データが消えてしまい、もう創ることができないのですが、試し刷りした版だけがあるので、猫たちは私のそばにいるんです(笑)

なので、ちょっと、のぞいてみます。


(すっげーーーーーーーーーーーっ)


元は自分が書いた文章なのですが、すっかり忘れているので、じーんってしました(笑)

試験に失敗したと思っているすべての人に贈ります。


*    *    *


テーマ ……  「ご縁」 ― 種




縁は、
かみさまが
くれる種。


土をおこし、
水を蓄え、
光を受けとる。


芽を出し、
根を張り、
枝葉を広げる。


蕾がふくらみ、
花が咲いたら、
実を結ぶ。


縁は種。
育ちゆくもの。


どのような状況の渦中に放り込まれたとしても、それは「ご縁」
わたしは、それを「かみさまがくれる種」だと、当時書いたのです。

リクトは、公立であろうが、私立であろうが、その場所で、

「土をおこし、水を蓄え、光を受けとる」「芽を出し、根を張り、枝葉を広げる」「蕾がふくらみ、花が咲いたら、実を結ぶ」


そういうことなんです(^^)


「縁は種。育ちゆくもの」


種は種のままでは、いつまでたっても種。
いただいたご縁は、育てなければ実を結びません。



課題 ……  「失敗」 ― 双六





結果のひとつ。
サイコロの目と同じ。


目の前のすごろくの
マス目をたどればいい。


一回休み。
二マス戻る。
五マス進む。
ふりだしに戻る。
歌を歌う。
…………


そんなもんだ。


いきなり、「あがり!」
ということだって。


「失敗」という、こんな時に聞きたくない言葉から、まさか自分がこんな文章を書いていたとは。


リクトの失敗は、「一回休み」なのか「二マス進む」のか「ふりだしに戻る」のか「歌をうたう」のか、「いきなりあがり!」なのか(笑)

試験の結果も、ただのサイコロの目なんだよね。マス目を進もう。


解決のカギ ……  「ユーモア」 ― 架け橋





瞬時にかかる橋。


差し伸べる手よりも早く、
繋がり合える。


そう! 「ユーモア」


どんなに険悪な空気でも、ユーモアは全てを救うのです。


「耳そうじしてなかったから俺はリスニングが聴こえなかったのか?」
というキミのひとことで、たしかに、瞬時につながりあえたよ。

差し延べる手をひっこめて、殴る手に変えたけど(笑)


ギフト ……  「美意識」 ― 仮面





私を甘えさせてくれないもの。


偏差値よりも大事なものについて、「とりあえず受験が先」と後回しにせず、ちゃんと考えてみればよかったね。


でも。

だから。

そして。


今、手にした「ご縁」という種を育てていく。
「失敗」という目の双六はユーモアで進んでいく。
「甘え」という罪を忘れずにいる。


浜田えみな


(※ 画像は、林ゆうこさんとくれや萌絵さんのENMAカード講座の宿題で浜田えみなが創った言葉に、小林あっこさんが猫とともに編集してくださった未完成のフォトブックの一部です。猫たちは無料のサイトから探し出してきてくれました)