音と色そのかさなりを織り上げた反物転がす春のおとづれ



浜田えみな


(画像は、的場ふくさんからお借りしています)


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今回の和菓子


青洋さんの菓銘 「春の音」


想い
~冬も終わりに近づき、春がやってくる。この想いにも春のおとづれがありますように~


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ふくさんのご配慮で、今回はワークショップで選ぶ和菓子のほかに、事前申込をすると持ち帰り用の和菓子も用意していただけたのです!(なので、きちんと撮影できてます)


浜田ふたつめの和菓子は「春の音」という銘を持つもの。


青洋さんのコメントに「おとづれ」と旧仮名遣いで書かれてあるのを目にしたとたん、音が連れだってやってくる情景が浮かび、その体感につつまれてゆきます……。


春は、絵筆で色を足していくように、気づかないところから、色と音が静かに増えていて、気がつけばあふれるように萌える気配につつまれています。


春は、いったい、どんなふうに色や音をつれてくるのでしょう。


この美しい和菓子をみていると、色と音で織り上げた、きれいに巻いた反物が、山の上から、せーの! で、いっせいに落とされていくような、広がりと音と、幾筋もの重なりの彩が目に浮かんでくるのです。


反物に織り込まれた春の音と春の色が、次から次へと、どんどん転がってきてあふれだしていく。
春はもうすぐです。





音と色そのかさなりを織り上げた反物転がす春のおとづれ



浜田えみな


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