ふつふつと寄せる想いもジェラシーも折り目正しいわたしを崩して



浜田えみな


(画像は、的場ふくさんからお借りしています)


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今回の和菓子


青洋さんの菓銘 「三拍子」


想い
~恋の始まる三要素、タイミング・フィーリング・ハプニングを重ねてみました。上二段は錦玉。一番下はキウイの羊羹です~


とてもきれいで透明感のある錦玉。恋の始まる三拍子がとても勇壮でワクワクします。
でも、私は、このお菓子の「キッチリ感」に反応してしまったのです。


ほかのお菓子は、曲線を描いたフォルムで、折り重ねられていたり、まるめられていたり、かわいい飾りがついていたり、何かしら「あそび」や「自由」があります。
このお菓子は、型に流し込まれ、まっすぐに角を切りそろえられたもの。


だけど、眺めていると声が聴こえてきたのです。


寒天を煮溶かすときの、ふつふつとたぎるエネルギー。
こんなに冷静沈着に狂いなく切りそろえられる前の姿……型に流しいれる前の熱くどろどろした、赤い寒天液。


そんな情熱を内に秘め、でも、自分では、はめられた型をくずせない。
まるで「長女」みたいなお菓子だと感じて、みそひともじで表現したくなったのです。

すると、かわいらしいイチゴ色が、妖艶な赤に見えてくるから不思議です。




ふつふつと寄せる想いもジェラシーも折り目正しいわたしを崩して



浜田えみな


私も誰かに、いろいろと崩してもらいたいものがあります(笑)


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