スーパーの板チョコじゃなくデパ地下のゴディバみたいにコトバを並べる



浜田えみな


(画像は無料サイトからお借りしています)



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友だちというより私にとって大恩人のコトバ・ラバーな女性の本を買いに雨の京都に行ってきました。

書店というより文具店か雑貨屋さんか駄菓子屋さんのようなその空間に、彼女の本も置かれているのですが、なんだか、モーレツに「ここじゃない」って思ったのです。


彼女のコトバは、ひとつひとつ、どれもすべて、
「届きたがってる」し、「味わってほしがってる」。
甘さも、苦さも。


ページをめくると、コトバから風が吹きます。色が視えます。


棚の一角に積まれるのではなく、個展をやればいいのにって思いました。

コトバもボードで展示すればいい。
そういう種類のコトバたちです。


ひとつぶでも、しみじみとろけて、甘くて苦くてかろやかで深い。
ひとつぶでも、かがやく。
ひとつぶでも、箱に入れて、リボンをかけてもらえる。


贈り物になるコトバってあるのです。
そういうコトバを紡ぐ人は、やっぱり特別なコトバ・ラバーなんだと思います。


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とはいえ、文具店か雑貨屋さんか駄菓子屋さんのようなその空間は楽しくもあり、「これは買い!」と思う冊子にも出会えました。

午後から仕事を休ませてもらって京都まで行ったので、どこかでおいしい珈琲でも飲んでゆっくり、ページをめくってみたかったけれど、そもそも、子どもの懇談会のために休んだわけなので(汗)、後ろ髪をひかれまくりでとんぼ返り。

晴れていたら、ぐんぐん歩いて京都御苑をチラ見したかったですーーー。
雨なる京都も、またをかし。