橿原神宮 来こゆるは 新嘗祭の久米舞の 予行とおぼしき雅楽の調べ 浜田えみな * * * 橿原神宮前に着いたのは、もう夕方。 参道を歩いていると、どこからか雅楽のしらべが……。 なんだろう? と思いながら外拝殿前に行くと、回廊で囲まれた外院斎庭の中で、何やら予行の真っ最中。 翌日の新嘗祭で奏される「久米舞」だとわかりました。 歌詞は耳慣れず聞き取れませんでしたが、典雅な動きと、雅楽の調べは、とてもおごそか。 珍しい場面に立ち合えました。