一筋の道 それはノック 鼓動に似せていつの日も 気づいたあなたが応える日まで 浜田えみな * * * つながって初めて、一番近くでずっと響いていた声だと気づく。 伸びていく一筋の道が連れていくのは、約束の場所。 もう、この道しかないのだと、全身が震える。 寄り道をすることも、脇道へそれることも、どこかほかの場所に行くこともできない、もうどんな選択肢もない、ただ、一つの道。 その道を往く、覚悟。