「ある」ことを前提にすると、
見えるものが変わってくる。


宇宙は、
あらゆるアイテムを総動員して、
メッセージを贈ってくる。


シナリオは、
生まれたときに、もう受け取っている。


生まれた日や、名前の中に。
一生、失うことも奪われることもない、

何があっても自分と切り離せないものの中に。


何年もにわたる御縁の中で導かれ、
とぎれずに架け渡された虹のアーチ。


*    *    *


石を手元に置きたいと思ったことなどなかったのに、とつぜん、欲しくなった。

その石について書かれた


~持ち主の身体の冷えているところを探し出して、そこを温めてくれる~

~あなたの身体の中をしっかり見てくれて、冷えている場所をあたためてくれる~


という言葉が、私をロックオンした。

淡いピンク。
四角いフォルム。
すべてが、どストライクだった。


それは、 「カルサイト(オプティカル・カルサイト)」という石で、和名を「方解石」というそうだ。
どこまで割ってもひし形に割れるという方解石。
和名まで、腑に落ちた。


(この石が必要なんだ)
(あたためたい場所がある)


それは、てのひらが届かない場所。
太陽の光も、どんな暖かさも、とどかない深い場所。
守られた場所にあるからこそ、冷えてしまったら手立てのない場所。

その場所からのSOSが聴こえていたから。


*    *    *


さらに、その石の特徴として、「虹が入りやすい」と書かれていた。
「一緒に過ごして、仲良くなったら、どんどん変化していく」とも。


(虹?)


私がいまさらのように、石に関心を持ったきっかけは、フェイスブックのウォールを流れていた「アイリスクオーツ」の結晶の中に虹がたくさん入っている写真」だった。
それはまるで、OSHO禅タロットの「アイス・オレーション」というカードのようだった。傷があればあるほど、虹色に輝くのだいう。


(すごい。素敵)


そうしたら、カルサイトにも虹が入ると書かれていたので、とても嬉しかった。


数日後、手元に届いたカルサイトは、梱包を解いたとたん、小さな虹が目に飛び込んできた。
くるくると向きを変えてまわしていると、いろんな場所に、オーロラのような虹のカーテンが見えた。



嬉しいから、毎日見ていたら、

どんどん形が変わっていく!
あきらかに大きくなっている!
虹が出る場所が増えてきた!


(こんなことがあるのだろうか)


石の中なので、マジックで印をつけることもできないけれど、ぜったいに勘違いなどではないくらい、形が変わっていくのだ。

そして……


カルサイトを枕元に置いたまま寝てしまって、目覚めた明け方。
石を手にとり、つけっぱなしだったベッドサイドの電気に照らして、側面から中を覗き込んでいると、見えていた虹の帯が、石の中でぐんぐん動き出して、ぐるっと円になって、ものすごい光を放って、円形の虹になった(!)

あまりのことに金縛り状態で、その光を浴びながら、


(虹の太陽だ)


と思った。


石もまわりの状況も、現実と同じだったので、もしかして、本当に丸い虹ができているのではないかと、起きてから、ぐるぐると何度も向きを変えて眺めまわしたけれど、どこにも見えなかった。


(やっぱり夢だったんだ)


そうしたら、アメリカのロスアンジェルスから、メールが届いていた。
半年ほど前に依頼していたソウルマンダラが、今、完成したという……。


夢の中で、カルサイトが見せてくれた真円の虹は、マンダラが完成した時に放たれた光だったのかもしれない。


そのことを伝えるために、このタイミングで、カルサイトはわたしの元に来たのだろうか?
それとも、カルサイトが傍にあったから、アンテナのようにソウルエネルギーを受信することができたのだろうか?


この不思議な符合を、ソウルマンダラを描いてくれたかたに伝えたところ、たいへん驚かれて


「実は……」


と教えてくれたこと。

わたしのソウルマンダラは、虹色の光のマンダラなのだそうだ。
タイトルにも、「虹」という言葉が入っていた。


*    *    *


しばらくして、また、欲しくなった石があった。
それは、 「真っ白の結晶」


カルサイトの淡いピンクも、(これだ!)と思ったけれど、「真っ白」もツボだった。
雪のような純粋なエネルギーが注がれて、 無邪気な気持ちで、 『今、本当に何をしたらいいのか?』の答えの メッセージを受け取れるようになるから

それは、マダカスカル・クラスターという水晶だった。


浄化したい。
クリアにしたい。
おごりもプライドも吹き飛ばして。
まっすぐに向かいたい。


*    *    *


(何をしたらいいかわからない)


と、口にしてしまう。

それは、やりたいことがわからないという意味ではない。

そんなことは、わかっている。
でも、失敗するのが嫌だし、できない自分を知るのも怖いから、先延ばしにしている。

隠されている言葉を補うとすれば、


(楽に評価と成果を得るために)何をしたらいいかわからない。
(チャレンジに失敗して、傷つき打ちのめされないために)何をしたらいいかわからない。
(今まで築いたものを何も失わなず、欲しいものを得るために)何をしたらいいかわからない。


といった、都合のよさを優先させるから、わからなくなっているのだ。

打算や妥協や回避のない、本来のエネルギーに、戻りたかった。


手元に届いた、マダカスカル・クラスターは、微細な突起がたくさん出ていて、澄んだ空気の中にそびえたつ霜柱のような、侵しがたい透明感と屹立した純粋な潔さに輝いていた。


ところが。

そんな繊細なクラスターが私の元にあったのは、たった2日(涙)

写真におさめておくまもなく、昇天してしまったというか……。
うっかり、クラスターを握ったまま眠ってしまって、朝起きたら、手の中には何もなかった!


(きゃーーーーーーーっ)


と思って、あわてて、掛布団をはいだら、クラスターは、一緒に寝ている長女との敷布団の間に、裏向けになって、はさまっていた。


(ぎゃーーーーーーーーーっ)


あわてて、拾い上げ、あたりをてのひらで探ったけれど、石のかけらや粉などもない。
でも、あきらかに「様相」「風貌」が変わっている。


どこが、どんなふうに変わってしまったのかは比べられないので定かでないけれど、たくさん出ていたと記憶している、霜柱のような微細な突起が、たぶん、すべて消えて(折れて)しまったように感じた。

最初にやってきたときの……

冬の朝のひきしまった空気の中に、まっすぐにそびえている霜柱みたいにキラキラした感じがなくなり、鈍感というか、愚鈍な感じになった。


(うわーーーーーーーーーっ)


と思って、すごく哀しくて、もう何もキャッチできない子になったのではないかと、たとえようのない喪失感でマッサオになった。
すると、視れば視るほど、あちらもこちらも、ボキボキ折れた断面に見える。


(なんて、かわいそうで、恐ろしいことをしてしまったのか……)


痛々しくて、悲壮な想いで、突起の一つ一つをなでまわし、どうしようもなく、クラスターを包み込んでいたら……

真っ白なはずのクラスターの中に……

緑やピンクの光が見えた。



最初は錯覚か、蛍光灯のせいだと思ったけれど、何度も角度を変えて確かめて、突起の一面が、ちょうど貝殻の内側みたいな感じで、虹色の光を反射していることがわかった。


アイリスクオーツに虹が入るのだから、同じ原理なのだと思い、ぐるぐるまわしていると、ほんのお米粒くらいの虹や、マツゲくらいの線もふくめたら、3~4か所あることがわかり、なんというか、真っ白なマダガスカル・クラスターが、虹の子になってしまった。


虹の子は、それからも、どんどん、増えている。
禅タロットのアイスオレーションのようのカードのように、とめどなくあふれつづける、


(クラスターの涙だったらどうしよう)


と心配になり、何かできることがあるかどうか、石を選んでくれたかたに問い合わせると、


届けてくださった石は、本当に繊細なクラスターで、出しているオーラも細やかな突起の集まりのようなものだそうだ。なので、持ち主(私のこと)のエネルギーと同化する働きをしたときに、丸みを帯びた形にオーラが変わり、原形をとどめていない感じになったのだと思う……ということと、虹が増えてるのは、持ち主に反応している証拠で、よいメッセージを感じるという御返事をいただいた。


とがったところのなくなったクラスターは、まあるく虹を抱いている。
いろんなことをキャッチしすぎることも、ときには疲れてしまうし、本当に必要なことだけを受け取るには、このくらいの丸さでいいのだと教えてくれたのかも。


それにしても。


(さわると虹が増える)


そう思ったとき、私はもう一つ石を持っていることを思い出した。
愛先生のエンゼル・チューナーのおまけでついてきたローズクオーツだ。




叩き棒としか思っていなかったから、チューナーを鳴らすときに握るだけで、まじまじと眺めることなどなかった。


(もしや、この子にも虹があるのでは)


そう思って……、いや、あると確信して、ぐるぐるまわしていると……

本当に虹があった。

オパールみたいに、小さな虹のかけらが、いっぱい散りばめられて、小宇宙のように輝いていた。




(前からあったのだろうか?)


あったのだ。たぶん。
でも、「叩き棒」としか思っていなかったから、その中にある虹など観ようともしなかった。


「ある」と思って探したら、ローズクオーツは、カルサイトよりも、マダカスカル・クラスターよりも、たくさんの虹を、その中に秘めていた。


(そういうことか)


虹に気づいたら、どんなふうにチューナーを鳴らしても、その角度によって、ちゃんと虹のかけらは光っていた。
今までだって、同じように光っていたはずなのに、気づかなかった。


才能だって同じだとわかった。
「ある」とわかれば、どんな場所からでも輝きを発するのだ。


(この発見)


いったい、このシナリオはいつから仕組まれていたのだろう。


エンゼルチューナーにローズクオーツがオマケでついてきたときから?
マドモアゼル・愛先生のチューナーを紹介していただいたときから?
アイスオレーションの虹は?
カルサイトの虹は?
ソウルマンダラの虹は?
マダカルカル・クラスターの虹は?


(なぜ、虹だらけなのか?)


*    *    *


そう思ったとき、自分の名前を思い出した。

「弓」という字と「虹」を結びつける人はいないと思う。
だけど、「弓」は、虹の中にある。


英語     「rain(雨) + bow(弓)」
ドイツ語   「regen(雨) + bogen(弓)」 
フランス語  「arc(弓) + en + ciel (天空)」


何年も前に気づいて嬉しかったはずなのに、すっかり忘れていた。

サインは、まだある。

「虹」という漢字の由来は、蛇とか竜だという。

わたしは巳年生まれだった。


海外には「虹蛇」という神話があり、虹は、雨(水)をつかさどる蛇や竜(竜神様)が、次の場所に移動している姿だと言われている。


川は、蛇行する竜神さま。
泉や池や湖は、とぐろをまいた竜神さま。


わたしは、ホロスコープでも、マヤの暦でも、名前のことだまでも、「水」と関わりが深い。


シナリオは、生まれたときに、もう受け取っている。
生まれた日や、名前の中に。
一生、失うことも奪われることもない、何があっても自分と切り離せないものの中に。


(それでも、わからないもんなあ)
(何度、メッセージをもらっても忘れてしまう)


でも、今回のステージは、ちょっとダイナミックだった。

何年もにわたる御縁の中で導かれ、とぎれずに架け渡された虹のアーチ。


「ある」ことを前提にすると、見えるものが変わってくる。

手元には、消えない虹がある。

触れれば虹が生まれていくのなら。
信じる証として、石が輝いているのなら。


生まれてきた意味を知り、そのことを、もうそろそろ形にしていかなければ、本当に時間がない。
宇宙は、あらゆるアイテムを総動員して、メッセージを贈ってくる。


わたしだけではなく、すべての人のもとに。
早く気づいてと。


浜田えみな