みみより日和


直感はアンテナ。
自分にとって
本当のことを教えてくれる。


ポジティブであればあるほど、
アンテナが伸びる。
本当のことを受け取りやすくなる。


朝いちばんのポジティブが、
その日の直感のアンテナを伸ばす。


~タマラさんの言葉より~


*    *    *


目次


◆直感のアンテナ
◆ネガティブとポジティブ
◆直感を削除しない
◆プレゼントをもらう
◆浜田省吾


*    *    *


◆直感のアンテナ


アクセスハートプロジェクト タマラ・加藤憲子さんのワークショップ二日目は、


直感を磨く 
アクセスハートコミュニケーション「初級クラス」


だった。


冒頭で、タマラさんは、こんなことをおっしゃっていた。


人間は本能を持って生まれてきました。
必要なものは全て持っているのです。
その必要なものを動かすのが直感なんです。
直観は自分を守るもの。
危機を察知する能力です。


自分のことが嫌いで、認めることができなかったら、危機感のアンテナがにぶくなります。
自分をおろそかにしたり、必要な情報を得ないようにしてしまうのです。
そうでなくても、直感のアンテナが短かったり、ほこりをかぶっていたりして、使えない状態になっている人が多いです。


そのほこりをはらい、アンテナを、よりはっきり立てるのがタマラさんが、一人ずつにしてくださるエネルギーワーク。
魂の成長に見合った、今の自分の身の丈にあったアンテナにしてくれるのだという。


アンテナをいくらでも伸ばすことは可能だけれど、

「今の身の丈にあう」

という点が大事なのだそうだ。
それはすなわち、

「その人が一番、楽しく、イキイキすることなんです」


この言葉を聴いた瞬間……
胸の中の海が、静かに引き潮になっていった。
寄せ返す波が消え、みるみる引いていく波。ぐんぐん広がっていく浜辺。
どこまでも足跡をつけて、両手を広げて駆けていきたい衝動。
晴れやかに爽快だった。


(身の丈にあう)
(楽しく、イキイキ)
(自分サイズの幸福)


いくつものステップを超えた夢を見ても、身の丈にあっていなければ苦しくてつらい。
背伸びを続けていたら、笑うことなんてできない。


(アンテナ)


あふれているたくさんの情報の中で、本当に必要なものだけをキャッチできたら、どんなに効率がよいだろう。


(そういうことなのか)


何気なく起ち上げたウェブページに必要な情報がある。
たまたま目にした雑誌におもしろい記事がある。
立ち寄ったコンビニで流れてきた歌に心が動く。
大好きな人と出逢う。
シンクロニシティ。
共鳴。
メッセージの訪れ。
気づき。


(アンテナなんだ)
(キャッチしているんだ)


必然なものとして。

本能のアンテナ。
飛びかう情報を選りすぐるアンテナ。
自分にとって必要なものをキャッチするアンテナ。


「魂は自分の人生に起きることを全て知っています。活かそうとするのです」

と、タマラさんはおっしゃった。


(今、必要とする答えを、今、手にして、今、生きる)
(そのことの幸福)
(身の丈にあう)


選びとるためのアンテナ。
本能のアンテナ。
だから、直感!


◆ネガティブとポジティブ


言葉なんて、知らなければよかったのかもしれないと思う。
言葉があるから、状況が生まれる。


「ストレス」という言葉を知って、ストレスを感じ、「ネガティブ」という言葉を知って、ネガティブを創りだす。
感情を区分けし、名前を付けたら、固定される。
言葉は、時に人を救い、時に追い詰める。


「ネガティブとポジティブを知りながら生きていく」

と、タマラさんは、おっしゃった。


(ネガティブを知るとは、どういうことだろう?)
(ポジティブを知るとは、どういうことだろう?)


掘り下げて考えたことなどなかったことに気づく。


(この想いは、本当にポジティブなのだろうか?)
(あの感情は、本当にネガティブなのだろうか?)


「みんな、ネガティブとポジティブを持っています。どのバランスであるのが、一番いいと思いますか?」 


(1:9?)
(2:8?)


タマラさんは、驚くべき比率をおっしゃった。


「4.5対5.5です」


(えーーーーーーっ! ほとんど半分ずつ?????)


「このバランスが、一番よいのです」


それが「全てを活かす元」になるそうだ。


初めてお会いした時から、タマラさんのことは大好きだった。
この言葉を聴いて、いっそう信頼できる人だと確信できた。

100パーセント、ポジティブになんて、ならなくてよかったのだ。
ネガティブが4.5(も)あっていい と笑顔で話されるタマラさんの姿に、自分のすべてが肯定できる予感がした。

さらに、タマラさんはこんなこともおっしゃった。


「ネガティブエネルギーは、存在しているだけで動かないし、減らないし、使われないのです」
「ただし、ポジティブエネルギーはどんどん使われ、少なくなります」


(ネガティブは減らないの?)


だとしたら、それは「本質」ということなのだろうか?

ネガティブの在り方が、「自分らしさ」? 「オリジナリティ」?
あれれ。
ネガティブって、なんだっけ?
わたしが思っていた「自分のネガティブ」って、どんなことだったっけ?


(…………)


振り返れば、これまで、わたしが無尽蔵のエネルギーを引き出してきたのは、ポジティブではなくネガティブからだった。


ものすごく落ち込んだときとか、耐え難い悲しみを打破したいときだとか、悔しい気持ちが渦まくときだとか、何かを誰かに証明したいときだとか。
自分のためじゃなく、人のためであることも多かった。
虚勢や見栄を張りたいだけのこともあった。


そのエネルギーは不屈で強靭だったから、ふだんの自分では出せないような力が出た。

だけど、そこから先がない。
人がうらやむような成果を手にしても、どうしていいかわからない。伸びていく先がない。


そもそも、嬉しくないのだ。
ネガティブから蒔いた種だからだ。
4.5を超えられないのだ。


(そうかーーーーー)


かわって、ポジティブは、どんどん減っていく。どんどん足していける。
結果的に、ものすごくたくさんのことを、ものすごく多彩に経験でき、尽きることがない。
いくらでも積み重ねることができる喜びや達成感や感動。


(補充できなかったら?)
(4.5を下回ったら?)


そういうときに、おちこんだりしているのだなあと思う。
減っていくポジティブの補充ができなければ、堅牢で動かない4.5の本質ネガティブ構造が、しだいに顔を出してくるだろう。


(なるほど)
(同じことでいつも落ち込んでいるわけがわかった)
(それでいいんだ)
(そうか。そうなのか)


では、日々のポジティブは、どうすれば補充すればいいのだろう?


「タマラのエネルギー(ヒーリング)は、ポジティブの補充ができます」

と、タマラさんは微笑んだ。
それから……


「嬉しいとき。楽しいとき。ありがとう。笑顔。これらは、ポジティブを増やします」
「ありがとうと言ってもらえること。そして、ありがとうを言える自分。このことは、ものすごくポジティブを増やします」


「とにかく笑顔を作りましょう」

と、タマラさんはおっしゃった。


「朝いちばんのポジティブを作ると、その日の直感のアンテナが伸びるんです」


(朝いちばんのポジティブで伸びる!)
(自分に必要な情報を受け取ることができる!)


ぜったい、やろう!
朝いちばんの笑顔。


直感はアンテナ。
自分にとって本当のことを教えてくれる。

ポジティブであればあるほど、アンテナが伸びる。
本当のことを受け取りやすくなる。


*    *    *


一年半ほど前、タマラのことを知り、どういうものなのかを尋ねたとき、どの人も開口一番に言うのが、

「タマラは、ポジティブをサポートします」

というものだった。


(…………)


正直、「ポジティブ」という言葉には食傷気味で、かえって薄っぺらく聞こえたし、

「ポジティブだけが、そんなにいいものだろうか?」

という反骨めいた気持ちもあった。

ちょうどそのころ、吉井春樹さんの「ゼロアーティスト養成講座」を受講していて、


(ポジティブに追われる、しんどさ)


について、自戒も含め感じ入るところが多かったからだ。
吉井春樹さんは、


「ポジティブでもない、ネガティブでもない、ゼロティブへのアプローチ」


を、半年かけて講座の中で教えてくださった。

そんなゼロティブ志向は、4.5対5.5の差の「1」を生み出すカギでありツールなのかもしれないと思う。


とにかく。
わたしは、多くの人から忌み嫌われている「ネガティブ」が

「4.5(も)あっていい」

という見解に、目からウロコの想いだったし、嬉しかった。
そんなタマラさんを心の底から信頼できたし、楽になって、無敵な気持ちになった。


◆直感を削除しない


直感のアンテナは必要な情報をキャッチする。


でも、わたしたちは、さまざまな理由で、それを排除し、削除していることが多いと、タマラさんはおっしゃった。


気をまわしすぎて、自分の勝手な判断で相手に伝えることをためらったり、せっかくキャッチしたものを、距離や時間やお金などを理由につかみそこねたり、めんどうくさがったり、気のせいにしたり、あとまわしにしたりして、活かすことができなくなっているという。


思い浮かんだことをそのまま口に出す。
自分の勝手な判断で飲み込まない。
相手に必要なものを伝える。
直感を信じる。


そのクセをつける。
よりよく活かす。楽しむ。
自分の力で磨く。


午前中は、そんな「直感」を鍛えるためのワークを〈三種類〉行った。

すべて実況中継のようにライブに書きたい(書ける!)けれど、皆さんが実際にプロジェクトに参加するときのお楽しみに残しておいて、午後からのワークで自分が受け取ったギフトのことを書こうと思う。


◆プレゼントをもらう


午後からのワークその1。


まず、一人ずつ、タマラさんのエネルギーワークで、「直観力」を「それぞれの段階での最高位」に伸ばしていただいた。これで、必要なものを明確に受け取ることができるようになった。


次に、向かい合う二重の円に椅子を並べて着席する。
目の前の人に、こんなふうに言う。


「今日は、私の〇〇〇〇だから、記念にプレゼントをください」


言われた人は、相手を見て、浮かんだものと贈る理由を伝える。
内側の円の人がまわっていくので、半数の受講生とプレゼント交換をすることができる。


(何の記念にしようか?)


迷わず、こう言った。


「わたしは、タマラさんのワークショップを受講して、自分が本当にやりたいことがわかって、それをやろう! という気持ちになれたので、その記念にプレゼントをください」


やりたいことが何かについては伝えていない。
向かい合った人が、「直感」で、プレゼントをくださった。
同様に、わたしも、相手を見て、思い浮かんだものをプレゼントした。ほとんどが初めて会う人だ。


「〇〇〇〇」の部分は、同じでもいいし、毎回変えてもいい。制限時間の限り、たくさんのものをもらってもいい。
わたしは、自分の弱さを知っていたので(苦笑)、たくさん応援してもらおうと思い、すべての人に同じことを言い続けた。

下記に、もらったもの(左)とあげたもの〈右〉を順番に記載する。
いただいたものは記録していたけれど、あげたものは記録しなかったので、思いだせないものは「?」となっている。なんの記念に贈ったプレゼントだったかなどは、長くなるのでここでは割愛する。


1 万年筆  VS  写真を飾るフレーム
2 気球  VS カレンダーとシール
3 十数年ぶりに実ったレモンで作ったケーキ VS 石(ターコイズみたいな色の不透明なパワーストーン)のネックレス
4 楽器(銅鐸のような) (青い空と鳥 対になって浮かぶ柔らかい雲) VS CD 
5 白い綿(好きな色に染められる) VS  ピンクのドレス
6 赤の口紅(自分を変える) VS  月の石を入れるボックス
7 右下に小さな赤いピンク系の花がついているノート(花は起点)  VS  帽子(風)
8 金塊(象徴) VS  つるはし(温泉または宝物を掘る)
9 ピンク色の三角錐の気泡が入っている水晶  VS  ドルフィンスイム
10 音符 曲 音楽(リラックスできる時間) VS サックスの演奏
11 ピンクコーラルのはおるもの(柔らかい気持ちでやってみる)  VS ?
12 雨合羽(困難を押し戻す)  傘(雨・風・陽射しからマルチに守る)  VS ?
13 高級万年筆と手帳  鏡(美しくなれ) VS 犬のおもちゃ  
14 タマラさんのエネルギー VS ?
15 過去の自分の動画 VS タイムトンネルのドア タマラブレンド
16 布 麻っぽい布のストール VS  カヌー アロマブレンド(マジョラム メリッサ フランキンセンス)
17 水晶の原石  VS  ヒマワリ畑(大地付)
18 万年筆 VS ?


*    *    *


次々に向かい合う人たちが、浮かんだものを伝えてくださったのだけど、幾つか重なっているものがあることに気づく。


万年筆・ピンク・水晶・布・楽器(音楽)・空(気象)


万年筆は三本ももらった(笑)
わたしが「書く」と知らない人たちからも!
「やりたいことをやろうという気持ちになれた記念に」と言っただけで。


(万年筆!)
(どういうことなんだろう?)


贈り物をくださったのは、

タマラさんのエネルギーワークで、目の前の人に寄り添うアンテナを伸ばし、その人に必要なものをキャッチする能力を、最大限に伸ばした人たち。
わたしを見て、わたしに必要なものを受け取って、直感のままに伝えてくれた。


(なぜ万年筆なのか?)


本当に万年筆をもらっても、執筆はキーボードを叩くだろう。この先、日記やメモや手紙を書くことはあっても、手書で完成原稿を書くことはないと思う。


(なのに、なぜ万年筆なのか?)


みみより日和  ←二十代の頃、使っていた万年筆


欲しいのは、そのコンセプトだと思ったら、ちょっと泣けた。
わたしは、たぶん、「ずっと書きたい」のだ。千年でも万年でも。

「とぎれることなく書き続けたい」


自分の背後に、「万年筆オーラ」がそびえ立っていると思ったら、笑い飛ばさなければイタすぎる(笑)


(言わせてしまったのだなあ)
と、思う(しみじみ)。


「プレゼントを頂いた」と思っていたけれど、そうではないのだった。
「わたしの中にあるもの」を視て、伝えてくださったのだ。

同様に、わたしがあげたものも、すべて相手の中にある「自分とシンクロする部分」だ。


だから、視えた。
言葉にすることができた。
同じものを持った人と向かいあうから。


もらったものと、あげたものを眺めてみると、自分の心模様が浮かんでくる。


気づいているものもあるし、まったく気づいていないものもある。
最大限のアンテナで感知され、浮かび上がったものたち。
どんなにすみっこに隠れていても、キャッチして、みつけてくださったものたち。


誰もが、「今、相手に寄り添うことができる最高感度のアンテナ」を携えていたから。
そんな日に、こんなお願いができて、両手に抱えることができないほどの、たくさんのエールを贈っていただける幸福。


(今、必要なものたち)
(今、わたしの身の丈にあった未来へのステップとして)
(ちりばめられているものたち)


すごいなあ。


雨合羽と傘は、最強だった。


「やりたいことに向かって進んでいくにあたっての様々な困難を押し戻すことができる雨合羽と、どんなときもオールマイティに使える傘をプレゼントします」


と言ってくださった。


(誰の口が言わせているねん?)

と思うほど、わたしが人に贈りそうな言葉だ(笑)


レモンのケーキを作ってプレゼントすると言ってくださったかたのエピソードも嬉しかった。
そのかたの家には、種から植えたレモンの木があり、十数年(十年だったかも)、一度も実をつけたことがなかったのに、今年初めて、たくさん実ったそうだ。
そのレモンを、マーマレードにして、ケーキを作ってくださると言ってくださった。


(実が成る。なんて素敵な象徴なのだろう)


さらに、レモンの実が成った理由が最高だった。
声を潜めておしえてくださった。


そのレモンの木は、そのかたのお母さんが、丹精をこめて、毎年、枝の剪定をされていたのだけど、今年は体調を崩して入院していたため、手入れをする人がなく、枝がぼうぼうに伸び放題になっていたそうだ。
そんなある日、ふと気づくと、放ったらかしの枝から、ごろごろと、黄色い実が成っていた!!
レモンの重みで、てっぺんが地面につきそうなくらい、幹がしなっていると、笑っていた。


(剪定をやめたら、実をつけたレモン)
(今まで、自分の枝葉を剪定しすぎていたのではないだろうか?)


そんな自問が浮かぶ。
剪定をやめたら、たわわに実った太陽の光を映すような黄色の実。
そんなケーキを、思いきり頬ばる。
(そのレモンケーキ、売れます! 売って! 本当に食べたい!!)


楽器や音楽も、たぶん、わたしが欲しい表現の象徴だ。
インストラクターのIさんから、


「浜田さんの文章を読んでいたら、音楽が聴こえてきたの!」


と言われて、本当に嬉しかった。


(コトバを奏でたい)


奏でるように、文章を綴りたい。


(楽器?)


それもまた、わたしの切なる願いだと知った。


贈られたものと贈ったもの。
伝えてくださったことと、伝えたこと。
ひとつひとつ吟味して、つなげていくと、こんなにもクリアに自分の願いがわかる。
なぜなのか意味不明のものこそ、使ってみる価値がある。
隠れていた自分を解放する扉だ。


(ほかの人たちも、そうだったのだろうか?)


最強のアイテムを満載にして、もはや動き出さずにはいられないのだった。


◆浜田省吾


休憩のあと、最後のワーク。
ここでも、すごいギフトが満載のはず。
なのだが……


この日は、浜田省吾さんのファンクラブイベントの日!
新しくなった中之島のフェスティバルホールで4時開場。5時開演。


「タマラさんより、浜田省吾を選ぶのか!?」
と、Oさんに笑われながらも(笑)、選んでしまった。

タマラさんは、
「3時半までに、一日分、ぜんぶ、持って帰ってね!」
って言ってくださった。


そして。
本当に驚いたことに、省吾のステージは、ここ一か月ほどのあいだに、わたしをとりまいていた、さまざまなシンクロニシティの総集編だった。


すべて、つながっていたのだ!


*    *    *


わたしたちの魂は、いつもどこに、いったい何に、何を求めてアクセスしているのだろう?


このまま一気に書いてしまいたいけれど、次回・総括編につづく(笑)
なんだかんだ言って、けっきょく、浜田えみなが手にした境地とは?


「直感がもみ消される場合」については、バージョンアップされた「お金のワーク」のレクチャーを聴いたあとの心の動きが表していると思うので、書いてみる。
読んでくださる人に投げかけたい言葉もある。

こんなに長々と書いているけれど、結論は、そのワンセンテンスに尽きる。


浜田えみな


タマラ・加藤憲子さんのワークショップはこちら → ★★★