どれだけ実績や評価を得たとしても、
どこか納得できなかったり、自信がもてない自分。
努力の賜物であっても、達成感や満足感が得られず、
少しも満たされなくて、次の目標を探している自分。
だとしたら、それは、正しい軌道ではないのだ。
* * *
「一号一惠(いちごいちえ)」は、村松恒平さんのプレミアムメールマガジン 「GOLD2012」 の配信に伴うリターンエッセイです。くわしくは、こちらを → → 「GOLD2012」と「一号一惠(いちごいちえ)」
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今回は、第十一号 「SBA概論」 を読んで感じたことです。
文中 【 斜体 】 で表示されている箇所は、 「GOLD2012」 本文中の言葉です。
* * *
SBAは、Symbolic Body Adjustment の略で、日本語では、村松さんは【 「象徴的身体調整」 】 と表されていた。
「象徴的」と言われても、なんのことかわからない。でも、そうとしか表せない方法のようだ。
今までのメールマガジンで提言され積み上げてきたことは、SBAを理解するための土台だったらしい。
【 物質と精神をくっきりと分けて認識する 】 ということも。
【 設計図という概念 】 も。
(へー)
そして、村松さんはこんなふうに書いていた。
【 SBAの目的は、「磁気的身体と肉体の不調和」を調整することです。 】
【 その人の持つ本来の軌道に還るということです。】
(軌道に還る!)
SBAの詳細は、村松さんの言葉で村松さんが語られるときに受け取っていただくとして、私は、インスパイアされたことについて書こうと思う。
* * *
村松さんの「言葉が大事」というサイトで、SBAのモニター募集をしていた。
わたしは、どの技術も中途半端なので言うのも恥ずかしいのだけど、機会あって、アロマセラピーに始まり、頭蓋仙骨療法、現代レイキ、タッチフォーヘルスなどの概念と実技を学んだので、目に見えないエネルギーの力は信じることができる。感じることもできると思う。
SBAの調整がどういうものなのか、ぜひ、体験してみたくて、モニターに申しこんだ。
セラピストのはしくれとして、きちんとレポートしようとやる気まんまん。
施術は遠隔で行うとのことだったので、〈 ○月○日午後○時から 〉と実施時刻を決め、静かに横になって身体の変化を感じ、それを報告するのだと思っていた。
また、事前カウンセリングなどもメールなどで行うと思いこんでいた。
村松さんからの返信を待っていたら、
「いましておきました」
という、信じられない事後報告メール!!!
(今って、いつ???)
急いでタイムスタンプを見ると、数十分前だ。リクトと話をしていたので、ぜんぜんわからなかった。
村松さんにはわかってもらえないのかもしれないけれど、世紀の大一瞬を逃したような、ものすごい損失感。
(身体の変化も何も……)
と思ったとき、その変化に気づいた。
(ヘルメットに穴が開いている)
* * *
そのころ(今も)、老眼なのか急な視力の衰えと眼精疲労に悩まされていて、眉間のあたりも、側頭部も後頭部も、気づけば頭蓋骨全体がガチガチに圧迫されているようだった。
自分の頭部を圧迫する「ヘルメット」に気づいたのは、「癒しフェア」というイベントで「タマラエネルギー」を使ったヘッドマッサージを受けたときだ。
(タマラエネルギーってなんだろう?)
と思いながら、施術ベッドに仰向けになり目をとじていると、頭部に触れているはずのセラピストさんの指がとても遠くにあることに気づいた。まったく届かない。しびれが切れて感覚のなくなった皮膚に触れられている感じ。頭皮がマヒしているようだった。ああ、こんなに固くなっているのかと思った。まるで「ヘルメット」だと思った。
そのうちに、セラピストさんの指を隔てていた硬い鉄板のようなものが、しだいにゆるんで、冷えきっていた場所にあたたかみが戻るのがわかった。施術が終わるころには、触れている指を感じるくらいに通ってきた。
強い圧や、もみほぐすようなマッサージではなく、そっと手をあてているだけのような、エネルギーワークが自分には合っているのだと、初めて感じた。
村松さんのSBAのモニターに申し込んだのは、そんな折だった。
いつのまにか頭にくっついている「ヘルメット」をとって、眼精疲労をなんとかしたい…… と思っていた。
変化を体感したいと思っていたので、もう終わりましたと言われては、言葉も出ない。
(ひどい! 息子としゃべってたし! ヘルメットも取れてないし!)
と思っていたら、
なんと!
ヘルメットはかぶったままだったけれど、右上部に穴があいていた。
その穴を通じて出入りする空気の動きのようなものを感じるのだ。
(……)
ヘルメット状態が苦しいのは、内圧が逃げていく場所がなく、窒息する感じや飽和状態的な圧迫感のためだ。
風穴ができると、内部に新しい風が入ってくる。小さい穴だが、呼吸や新陳代謝ができるようになる。
ヘルメット感はあっても、圧迫がなく、中の運動が疎外されないので、すごく楽になった。
それは、不思議な感覚だった。
今まで、自分でやろうとしていたことは、ヘルメットをすっぽり取る……つまりヘルメットを柔らかくすることだった。ヒーリングの力で、緊張や硬化を解き、流れを作り、鼓動を回復する。
SBAは、そうではなくて、ヘルメットに穴をあけた。
小さな風穴があいたことで内部が循環し、内側からヘルメットが軟化していく。
出入りする流れは、その穴を次第に大きくしていく。
(ヘルメットをかぶったままでも、そこに穴があけば楽になる)
(こういうアプローチがあるのか……)
このイメージは、今後のセルフケアも含め、セラピーやカウンセリングのサポートになると感じた。
となると、重くのしかかっていたヘルメットの重さと硬さが、自分を守ってくれるプロテクションのように思えてくるのだ。
(ヘルメットは取らなくてはいけないのだろうか?)
(この硬さは、必要なものだったのではないだろうか?)
不具合と思えることが、不具合ではなく必要なものであること。
不具合を残したまま、癒えていく方法があること。
やみくもに取ってしまうのではなく、その必要性を受け取る意識を持ってみること。
村松さんのSBAが私に教えてくれたのは、こんなことだった。
* * *
「SBA」は「病気直し」ではなく、「運が開ける」のだと、村松さんからの返信に書かれていた。
「運が開ける」とはどのようなことだろうか?
自分に必要なものを、どんどん目の前に引き寄せられる力のことだろうか?
自分に必要な人との出会いが生まれるということだろうか?
自分ひとりではなく、まわりからの応援が得られるということだろうか?
向かい風ではなく、追い風に乗るように物事が進むということだろうか?
その答えが、メールマガジンに書かれていた
【 その人の持つ本来の軌道に還るということです。】
一筋の滑走路のように目の前に伸びていく道。
(軌道……)
* * *
正しい軌道にいることが、どれだけ安心と安定を生むか。
まちがった軌道にいることが、どれだけ不安で不安定か。
本来、軌道からズレることなどないはずなのに。
どうやら、人は誤った軌道にのってしまうようなのだ。
どれだけ実績や評価を得たとしても、どこか納得できなかったり、自信がもてない自分。
努力の賜物であっても、達成感や満足感が得られず、少しも満たされなくて、次の目標を探している自分。
だとしたら、それは、正しい軌道ではないのだ。
(自分の軌道とはなんだろう?)
これをやるのだと決めた一点に、人は向かう。
その一点は、軌道上にあるのだろうか? 微妙にズレて(逃げて)いるのだろうか?
その一点に向かう道が、本来の軌道であるかどうかに気づく「直感」を、SBAはもたらしてくれる。
第九回のメールマガジンで、村松さんは種の持つ生命力を、三つの要素に分けた。
【 「方向性」・「エネルギー」・「形成力」 】
【 「向き」・「原動力」・「限界づけられた形への輪郭づけ」 】
これは、「設計図」であり「軌道」ともいえるのではないだろうか。
ある一つのことだけがどこまでも成長するのではなく、一定のところで、別の部分が成長を始める。
どこまでもまっすぐ行くのではなく、しかるべきところでカーブする。
4月12日に大阪で開催された「自己表現の夢をかなえたい」というセミナーで、村松さんは、
「赤い花が咲く球根に黄色い水をかけても黄色い花は咲かないからさ」
とおっしゃった。 → セミナーレポート ~ 村松前にはもう戻れない ~
そんなのあたりまえだと誰でも思う。
だけど、現実の生活では、やってしまう。それとは気づかずに。
セラピストの花が咲く球根に、小説家の水をかけるとか?
人を癒すことと、人を癒す小説を書くことを混同するとか?
自分の種の生命力が、正しい方向に、過不足ないエネルギーで、正しい輪郭で成長を続けるなら、本来の軌道上に在るという確信は、バランスのとれたブレない軸となり、心と身体をつないで、その結実の日に向けて、約束された成長を遂げるだろう。
自分の軌道は目に見えない。
もっている種の種類もわからない。
ただ、設計図に描かれた形成力に導かれ、あちらこちらに芽を伸ばしている。
その方向が本来の軌道なのか違うのか。
そのことがわかるようになった気がする。
かすかなズレを「直感」で。
呪文は、
【 その人の持つ本来の軌道に還るということです。】
さて。
問いつづけよう。
浜田えみな
今回のギフト
・不具合の必要性を受けとる意識を持つ。
・本来の軌道上にいるかどうかを、常に直感に問う。