きいろいまるいしあわせ
ぽかぽかになった
こんな日は、
ぽかぽか、ほかほかのまま、
早く寝よう
* * *
ああ気持ちよかった。
浴室に入ったとたん、ゆずの香りにつつまれる。
湯船にうかぶまあるいきいろい実は、木になっていたときにあびていたおひさまのひかりをうつしたままの、しあわせの象徴だ。
てのひらにおさめてみる。
胸の前に、かこむように寄せてきて、その香りとともに、だきかかえてみる。
目をとじてみる。
鼻が慣れてしまって、香りを感じなくなると、ゆずをにぎりしめて、ぶくぶく空気を出して、有効成分をじんじん抽出させる。
今夜は、日本中の湯船で……、大きいおふろも、小さいおふろも、ステンレスのおふろも、樹脂のおふろも、ひのきのおふろも……、ぷかぷかとゆずが浮かんでいるのだろう。
おひとりさまも、おふたりさまも、おとうさんも、おかあさんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、おにいさんも、おねえさんも、子どもも、赤ちゃんも、どの人の肌にも、ゆずのベールがまといついて、こころとからだをあたため、不要なものは汗として、流してくれるのだろう。
ゆずの血行促進作用で、たくさん汗をかいた。
ゆずの香りをいっぱいにすいこみながら、だくだく、汗をかいた。
家庭では、せいぜい五~六個だけど、銭湯にいったら、山のようなゆずが投入されているのだろう。
有馬温泉の外湯でもゆず湯が堪能できるときいた。
露天風呂なんかいいな。
きいろいまるいしあわせ。
ぽかぽかになった。
こんな日は、ぽかぽか、ほかほかのまま、早く寝よう。
浜田えみな
***本日の浜田えみな***
今年最後のことだま研究科でした。昭和レトロな一軒家のレンタルスペース、エンクルさんで開催されました。
ことだま関連のお話は、またあらためて!
ホントは、今日、がんがん書きたいのだけど、ほかほかがさめていくからだが、もったいなくて、今日は、ホントに、このまま布団にもぐりこみます。
***明日の浜田えみな***
着ぐるみ作家 きゃらめるさんが、お友だちと、丹波橋のカフェたゆたうで、絵本の展示会をしていて、「おはなしこんさぁと」があるので、聴きに行きます!
詳細は きゃらめるさんのブログで。 → 「カフェたゆたう おはなしこんさぁと」
ちら見せの画像が、またいい感じ(^^)
原画のもつ力って、画像や印刷物では成しえないものがあります。それは、原画の前に立たないと感じられないし、自分のなかに飛びこんでこないものです。
さらに、作家さん自らが朗読してくださるこんさぁと。
ぜったい、こころに残るひとときになること、まちがいなしです。
ぜひ、一緒に行きましょう!
浜田は、クリスマスカラーのグリーンのカーディガン(白いファーのつけ襟)を着ていきます。
午前中、用事があるので、開演少し前に到着予定です。ひとりなので、よかったら、声かけてください。
お師匠さま、吉井春樹さんのクリスマス物語も明日は、いよいよクライマックスです。
大阪方面にいらっしゃるかたは、ぜひ、イーマへ。→ 「窓の外から眺める光」
