シルバーウィーク 二日目は。。。 | 佳子さんの薔薇日記

佳子さんの薔薇日記

住宅街の片隅でひっそりと野菜やお花を育てています。

二日目も良いお天気です。

こんな事ってかいびゃく以来の出来事でちょっとビックリですがお天気に越したことはありません。


朝食はこれまた豪勢に鯛の焼き物がで~んと真ん中に!

茶碗蒸しまで付いております。あさりのお味噌汁には貝だらけ。

火にあぶって食べるジャコ天が美味でございました(*^-^*)




風も穏やかで朝のお散歩ついでに、おかみさんのお勧めで歩いて5分ほどの所にある「あぶと観音」に行って見ることに。



宿に広重の版画がありました。絵だけでも十分に険しさがわかります。



風雨にさらされて今は松の木は無くて崖も浸食されて足元がすくみます(-_-;)



本殿にある本尊まで板張りの回廊を裸足で歩くのですが、海へとつま先下がりになっていてツレは壁沿いにしか歩けません。



子授け安産祈願の観音さまとして有名らしく、絵馬はおっぱいの形を手作りしたものが奉納されています。暖簾(?)も丸が二つでおっぱいみたいですね(*^-^*)
綺麗に丸く出来ているものや、四角い座布団を張り付けたようなものまでさまざまで見ていて作者のお顔が浮かぶようでした。



ここは古いお守りを木の枝に下げるのが習わしのようなので、私も回廊の一番先まで行きしっかりと足を踏ん張って弟に貰った護国神社のお守りを下げました。ツレが向こうの方でつかまりながら「落ちるで!落ちるで!」と叫んでるけど、落ちたら助けてくれるのかしらん~?とふと思う私でした。。。


鞆の浦へはここからグリーンラインを通ってひと山越えたところにあります。
山頂からは鞆の浦が眼下に見えてなかなかの景色です。




鞆の浦はその昔風待ち港として栄え、遊郭やは旅籠が狭い道の両側にぎっしりと立ち並んでいます。
道幅が極端に狭いところは大型は乗り入れ禁止で普通車でも絶対にすれ違えません。地元の人はかなり向こうの方で待っていてくれてやっとの思いで通り抜けました汗地元の人の車は殆どが無傷ではありませんでしたゎ。







こんなレトロなバスも漁港の手前までしか行きません。


5分も歩くと漁港に出ます。



一番の撮影ポイントの常夜灯辺りは岸までお店がぎっしり~!














養命酒の元祖「保命酒」の醸造元がたくさんありました。
仁丹の元祖もここだと標識が出ておりましたが。。。

町ではフラワーコンテストが開催中であちこちに作品がありました。






ツレは全く気付かないけれどやっぱり足が止まりますね♪

竜馬が出奔する際に船から落ちてこの地で治療したので記念館があったり、遣唐使や多くの使節団が風待ちで滞在したりと歴史的にも重要な地なのだそうな。
港は波も穏やかで、岸でサビキ釣りをしている人が投げ餌をすると20cmくらいのサヨリがわんさか寄って来て面白いように釣れていました。
ツレは釣り一式を持ってきたのに餌を買うチャンスが無くて一度も使わず終い。
小魚をつられた方が私としては迷惑でございますわね。

お土産に名産の焼きたての鯛ちくわとジャコ天を買って帰路に就きました。
山陽道は混んだことが無いのに、トンネル内で事故があり2時間ほどの渋滞に巻き込まれて、しょうしょうお尻が痛い旅の終わりとなりました。

―完ー