大人気漫画ゴールデンカムイが実写映画化されて、来年1月公開となるようです。
私は今年からゴールデンカムイを読み始めました。
ゴールデンカムイの本の裏表紙に書かれている言葉
天から役目なしに降ろされたものは一つもない
(アイヌのことわざ)
人間を含む、生きとし生けるもの全てに共通する本質。
存在そのものの意義。
また生き物だけでなく、住居や生活道具にも、神=カムイが宿るとしています。
ただの物として扱うのではなく、
神として扱うことで
高次元の波動を引き出す錬金術。
これは古神道も全く同じ。
自分自身も、他者も、
神の化身として扱うことによって、
カムイ(神性)を引き出す。
アイヌにとって神聖なカムイ(神)である熊を、神の世界(潜象界)へ送り還す儀式、
満月に執り行うイオマンテ等、原始的な神事も学びになります。
ただの綺麗事だけではない、
厳しい自然の中で生きる叡知が詰まっている作品です。
ストーリーはハードモード
簡単なあらすじ
舞台は日露戦争後の明治末期の北海道。
不死身と呼ばれた帰還兵の杉本とアイヌの少女が、略奪されたアイヌの埋蔵金を探す旅に出る。
他に埋蔵金を狙っている登場人物も、戦争で生き残った猛者達。
登場人物に共通するのは
生きる覚悟と死ぬ覚悟
狩猟採集で生きてきたアイヌ民族。
巨大なヒグマ等の狩猟をするので、
死の恐怖を克服することが不可欠。
これは、原始仏教の悟りの修行
「死を受け入れ、死の恐怖を超える」と同じ。
興味のある方は、映画公開の前に漫画を読んでみると
アイヌ民族に受け継がれる縄文遺伝子、
神のyap遺伝子のスイッチがONになるかも🧬✨