我が家の白い百合も大輪の花に開きました。

朝に水を換えてあげるとこんなに生き生きしています。

今日、4月8日は東京都の小学校では入学式、始業式がありとてもめでたい日です。

空は曇っています。青空も見えます。予報では雨は降っても3時ごろからと言ってます。


そして、今日は「お釈迦さまのお誕生日」です。

毎年、フィオーレの森にあるまき庵にて「花祭り」が行われます。雨が降る前にぜひとも行かなくてはと出かけました。

フィオーレの森の手前にある久本神社には桜の木🌲が一本あります。年々大きくなっていく桜の木です。

桜は立派に咲いて満開です。美しい!

足元にはもう桜の花びらのじゅうたんが広がっています。掃除される方は大変ですが花びらのじゅうたんも美しい。桜に惹きつけられて周りには何人か若い人たちも写真を撮っています。

「真樹庵」に到着。玄関前にお釈迦さまが。

お見事な蘭の花で飾られたお釈迦さまの花祭り。

この花の飾りの下には手を挙げたお釈迦さまが立っておられます。

(お釈迦さまの写真撮影は禁止)。


お釈迦さまに甘茶を2回かけました。すると「天上天下」.「唯我独尊」という言葉が聞こえてきそうです。

足元にもピンク色の大きな紫陽花の花で祝福されています。

玄関を開けると正面にも紫陽花の花で迎えられます。

しやくやくの花と桜の花。素敵です。

花は何か語っているようにさえ思えます。目には見えない「花の精」がおられるのでしょうか?

人は目に見えるものしか見ませんが、時には目に見えない「花の精たち」とおしゃべりしてもいいですね。

隣のお部屋にも桜の花としやくやくが生けられています。窓越しに見えるお庭の背景ととてもマッチしています。

広い大きな縁側から庭を見ていると、まるで鎌倉か京都に来た錯覚さえ感じます。とても心が落ち着きます。清らかでパワーある気が皆さんにも届きますように!

右側には「鹿威し」(ししおどし)があり水が絶え間なく流れています。拡大すると見えますよ。


「鹿威し」とは、田畑を荒らす鳥獣を脅すために作られたものでした。しかし、今では日本庭園の風流な良さを表す代表的なものとなっています。


竹筒に水がいっぱいになるとその重みで一気に竹筒が頭を下げて石を叩く音が聞こえます。

この「コーン」と響く音で鳥獣が驚いて逃げ去るという仕掛けだったんですね。今では静かな庭に心に響く良い音です。

素敵な「花祭り」に参加させていただき感激です。ほんの気持ちばかりのご祝儀をお供えさせてもらいました。

とても有意義な一日となりました。

今日は雑多な用事から解放されて、少し心安らぐひと時を過ごすことができました。感謝!

See  you!

Emily