長年似顔絵師やっていて
頼んでくれた方の思い出の1つになるという
プレッシャーというか責任はいつも感じています。
似顔絵だから似てなきゃとか
喜んでもらえる絵にしようとか。
でもそれは、形は違えど
どんな仕事にもつきもの
だと私は思っています。
それとは別にあるんです。
もっと精神的にきついのが（笑）
きっと似顔絵師のほとんどが
思っていること。
そしてそれはできれば避けて通りたい。
それは。
プロでやっている同業者を描くこと！
なんでかって？
商売敵でライバルな側面もあるし
お客さん以上に似ていないといけないという
無言の圧があるんです。
同業者を描く時は
違う緊張するって言う方もたくさんいるし
同業者お断りって言ってる人もいたり。
どちらかというと
私も大会・勉強会以外では描きたくないのが本音。
（大会・勉強会は似顔絵師が似顔絵師をモデルに描くので
同業者を描かざるをえない）
しかし、同業者を描くメリットもある。
それは、何をやっても大丈夫ということ。
どんなに誇張しようが、根暗に描こうが
割と許される。
そして、割とおもしろがる。
だから色々な描き方にチャレンジ出来る。
似てなかったら色々言われるけどね（苦笑）
なんて事が頭をグルグルしながら
今日同業者の二人が
結婚式を挙げるのでお祝いに
似顔絵を描いてみた。
普段描いている描き方ではなくて
どっちかと言えば
前回の大会仕様の描き方で。
アクリルとポスカ使用。
同業者ということ以外に
年の差婚仲間ｗ
14歳差だとか。
幸せに年の差は
関係ないしね
末永くお幸せに