明けましておめでとうございます。


書きたいことはたくさんあるのですが、昨年は公私とも色々ありまして、、、放置気味で本当にすみません。



朝ドラ、連ドラ、時事などなど書いて参りますので、本年もよろしくお願い致しますニコニコ




2019年12月10日(火)放送

中村哲 貫いた志


アフガニスタンで銃撃され亡くなった中村哲医師。ソ連による侵攻、激しい内戦、アメリカなどによる空爆、そして相次ぐテロと、大国や国際情勢に振り回され続けてきたアフガニスタンにあって自らの信念に基づき翻弄される人々を救う活動をしてきた。当初は診療所を開いたものの「背景にある貧困解決が不可欠だ」と医療支援から干ばつや貧困対策へと移行。近年は治安が悪化し、支援団体が次々と撤退する中でも「現地から本当のニーズを提言していく」と現地での活動を続けてきた。貴重な記録や関係者へのインタビューも交えて、中村哲医師が貫いた信念を見つめる。

※NHKのHPより引用


明日のクローズアップ現代+で「中村哲 貫いた志」が放送されます。


2019年12月10日22:00〜


取り急ぎお知らせです。



中村哲さんについて思うことと、追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」再放送のお知らせです。


自分の命よりも、家族よりも大事なものがある。


そんな神様みたいな人がいるのだろうかと不思議に思っていましたが、中村哲さんがクリスチャンだと知って腑に落ちました。


母が子供の頃にお世話になったところがキリスト教の施設で、母には未だにその影響が残っています。


人に何かしてあげたいという気持ちが強くて、お金がないのに人に何かをあげたがるので家族は困っています。


(宅配業者の人に毎回飲料を渡したりとか、有料で依頼してTVの取り付けに来た人にお金を渡そうとしたりとか・・・。)


私も、人に優しくしようという気持ちが普通の人より多少は強いと自負していました。


だけど中村哲さんのことを知って、本当に衝撃と感銘を受け、これまでの自分がいかに甘かったかと思い知らされました。


私は毒親に育てられて自尊心が低く、(だからこそ)他人からの評価に一喜一憂する小さい人間です。


それも多少は影響してか、日々の体調がすぐれません。


とにかく生きているのがしんどいという状態です。


だけど、彼のような大きな目標がある方にしてみたら、小さなことなんか考えている暇はないだろうと思いました。


そうはいっても、凡人の自分にはそこまでの目標は見つけられないし、当然ながらそこまでの知力も体力も行動力もありません。


やはり日々の体はつらいし、いつもの様に起きて仕事してテレビを見て感じたことをブログに書いて…それは変わらないのだけれど、気持ちの上では大きな変化がありました。


そして、中村哲さんを成田空港に迎えに行きたいと考えました。


だけどやはり体が言う事を聞かず、しかも成田空港のどこに何時に到着するかも分からず、16時頃に行ってあてもなくどこかで待っていたらいいのか…色々悩んだ末に断念しました。


そこで、ニュース7で流れた「成田空港のロビーに、在日アフガン人約60人が集まった」というニュースですよ。


私ごときが成田に向かおうと考えたというのに日本人は誰一人出迎えなかったのでしょうか?


当然ながらご遺族の意向というのがあったのかもしれませんが。


この大きな事件に世界中が注目している中で、これは情けないことだと思いました。


「こんなバカな政権はない」「憲法に従う義務はあるが政権に従う義務はない」と直接批判を受けていた自民党・首相が行かないのは当然かもしれないけれど、一般の人や野党の人が出迎えることはなかったのでしょうか。


そこは入れないルールの様なものがあったのでしょうか。


弱きを助けるはずの山本太郎さんは、どうして彼について何も発言していないのでしょうか。


(発言を見落としていたらすみません。)


集団的自衛権が、日本人に対する世界の人々の見方を大きく変えてしまったことが中村哲さんによって証明されています。


憲法第9条がいかに偉大かも。


自民党に打撃を与えたいのなら、こんなにいい機会はないと思うのですが…。


どうしてETV以外で追悼番組が放送されないのでしょうか。


しかもせっかくの再放送がどうして夜中なのでしょうか?


総合テレビで21時頃に放送したらいいのにと思います。


こんなにすごい日本人がいたという事を子供たちにも見て欲しいです。


彼の功績は世界が称賛するすごいものです。


60万人の生活を救ったのです。


土日に特別番組が流されるものだと思っていました。


TBS辺りが報道特集を組んでくれると思いましたがそれもありませんでした。


疑問だらけです。


報道規制が敷かれているのでしょうか?アメリカへの忖度でしょうか?


アメリカが日本に習おうとした皆保険制度も、アメリカによってなくなる危険性があると言われています。


日本はどこまでアメリカにおべっかを使って生きていかなくてはいけないのでしょう。


平和って、資本主義って何なのでしょう?


社会貢献って、国際社会への協力って、中村哲さんの様な活動を言うのではないでしょうか?


それはそれで置いといて。(^^;)


やっと番組のご案内です。


ETV特集 追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」


2019年12月12日(木) 午前0時00分
(11日水曜日の深夜です。)


再々放送ですが、総合テレビでもっと多くの方が見る時間帯に流してくれることを願います。




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中村哲さんが亡くなった当日、銃撃されたという事がトレンド入りしていて、恥ずかしながら私はこの時初めてこの方の事を知りました。


最初は「命に別状はない」と書かれていました。


彼が出演しているTV番組をいくつか見て、こんなにすごい日本人がいるんだ、彼が生きている内に知る事が出来て良かったと思いましたが、その後すぐに訃報が入りました。


本当に残念でなりません。


奇しくもこの日は、「新潟小2女児殺害事件」の判決と、「2018年東海道新幹線車内殺傷事件」の公判があった日でした。


自分の事しか考えていない身勝手な犯行のニュースとの対比が激しく、なんとも言えない気持ちになりました。


(新幹線殺傷事件の犯人については、また別の機会で記事を書くかもしれませんが、この犯人がもし子供の頃に中村哲さんの事を知っていたら、この様な事件は起こさなかったなかのではないかと思いました。)


中村哲さんの事は、誇れる日本人として今後道徳や社会科など教科書に載せて欲しいと思いますが、戦争を起こしたい国にとって都合が悪い人物が教科書に載る事はないのかもしれません。


中村哲さんは、タリバンは圧力を加えるどころかむしろ守ってくれていると言っていたそうですが、そういう事は「国際社会と手を携えてテロと戦う」などと言っている人達にとっては都合が悪いですよね。


今回の事件の事は、「外国人が狙われた」「テロ行為を許さない」などと微妙にズレた報道がされていて違和感を覚えます。


これは現地の人の証言にある通り、外国人ではく明らかに日本人を狙った犯行です。


「武装勢力」と言われている集団が中村哲さんを殺して何の得になるのでしょう。


彼は憲法9条に守られたと言われていたのに、テロ行為を許さないなんて曲解で逆の方向に行かない事を願うばかりです。


中近東などでカメラマンやジャーナリストが誘拐され解放される度に、そんな危ない地域に行く方が悪い、外国人に任せたらいいとか、日本国籍を捨てればいいのになどと思っていました。


商売の為に現地に赴き、何度誘拐されてもまた行く様な人に対しては今でも同じ考えです。


そのお金が、悪い人達の資金源になったら、本末転倒だと思いますし。


中村哲さんは自分の信念の下、アフガニスタンの方々の為に本気で命を懸けて事業を行っていました。


自己顕示欲や利益などの為ではなく、困っている人達の為に何が必要かをグローバルな視野で真剣に考えて、医師という仕事を超えて活動されていました。


自分の国の為ですらここまでの事は出来ません。


(自分の国を売ろうとしている一国の首相もいるというのに。)


こんなすごい日本人がいる事を、どうして多くの人達が知らないのでしょう。




2016年に放送された

が今夜再放送されます。


興味がある方は是非ご覧になって下さい。






ペシャワール会



ETV特集・選 追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」


2019年12月7日(土) 午後11時00分(60分)
2019年12月12日(木) 午前0時00分(60分)
第17回ワールド・メディア・フェスティバル インターメディア・グローブ 金賞/第33回ATP賞テレビグランプリ ドキュメンタリー部門 優秀賞 受賞


※NHKのオンラインより引用させて頂きました。
「ヤヌスの鏡」のリメイク版が深夜に放送されているという事で第2話と第3話を見ました。


(第1話は見逃しましたが、話の筋は大体分かります。)


その昔、漫画少女だった私は多くの漫画雑誌を読み漁って一丁前に批評なんかしていました。


(「りぼん」「なかよし」「ちゃお」「別冊少女フレンド」「別冊少女コミック」「花とゆめ」「プチフラワー」などなど・・・)


そして単行本を、勘を頼りに適当に購入していてその時に出会ったのが宮脇明子さんの「蒼い十字路」でした。


「蒼い十字路」は、後から考えると2時間ドラマの様な話かもしれませんが、ラストのどんでん返しが衝撃的で、まず漫画家さんに興味を持ち、「ヤヌスの鏡」や「金と銀のカノン」などを買い夢中で読みました。


宮脇明子さんの話は土台がしっかりしていて、とにかくストーリーが面白いのです。


「ヤヌスの鏡」は今で言う解離性同一性障害(当時は二重人格とか多重人格障害)の話で、おばあちゃんに厳しく育てられた気の弱い女の子に全く別の人格が現れて夜の街を暴れ回るというものです。


(これにも理由があるのですが…。)


解離性同一性障害は、本人にとって堪えられない状況を自分のことではないと思い込むことでつらさを回避して全く別の人格を生み出すというものですが、この原作ではその背景がきちんと描かれているんですよね。


で、原作がしっかりしているから当然ドラマも面白い訳です。


古い方のドラマは、1985年に杉浦幸さん主演でフジテレビで放送され、その後ローカルテレビなどで再放送されています。


古い作品なのでほとんど覚えていないですが、リメイクされた方のドラマを見たら、現代風にアレンジしているもののほぼ原作通りだと思いました。


懐かしくて面白いです!


これ、どうしてゴールデンタイムで54分で放送しなかったのでしょう。


OPの「古代ローマ~・・・」のナレは当時と同じ様ですが、主題歌も「今夜はAngel」をリメイクして欲しかったです。


曲も歌唱力も素晴らしいので、良かったら「今夜はAngel」(椎名恵)で検索してみて下さい!


しかし、この曲って外国のリメイクだったんですね!!


歌詞が内容に合っていたので日本の曲だと思っていました。


今後の放送も楽しみです!




「ヤヌスの鏡」はFODで全8話好評配信中!で全8話好評配信中!毎週月曜深夜24時55分~地上波放送!