「知らなくていいコト」第7話~最終回の感想です。
「不倫ってそんなにいけないこと?」と一石を投じるだけの作品になるのかなと思っていましたが、最後まで見たらタイトルの通り(知る権利があるとしても)報道によって誰かの人生が狂うとか、それを知ってどうなるの?といった問題提起がされていて全体的にまとまっていて良かったと思います。
ただの恋愛ドラマにならなくて良かったです。
小林薫さんの無駄遣いにはならなかったですね。(^^;)
視聴者からは、ケイトと尾高さんの復縁を望む声が多かったですが、私個人としては復縁しなくて良かったと思います。
それと野中春樹の言動が、ストーリーを動かすために無理矢理使われていた気がしますが、彼が事務所で退職願を出してケイトの事を週刊誌に売ったのは自分だ!と告白したら、編集長からお手柄だよくやったと言われた場面で笑えました
小説家になるというのは「ガラスの家」でもあったので、ちょっとパターンかなと思いましたが
あとは、重岡大毅君の怪演が良かったです
NHKの「これは経費で落ちません」ではなんか浮いている感じがしたので、狂った野中の方が上手くて良かったです
佐々木蔵之介さん演じる編集長が全面でかっこ良かったけれど、「奥さんの事なんか考えるな」とケイトの背中を押しまくったのが残念でした
ケイトと尾高さんのことをずっと見ていたから出て来た言葉なのでしょうけど・・・。
「奥さんには申し訳ないが、自分の気持ちを大事にしろ」ぐらいならまぁ納得出来たんですけどね
面白かったし、タイトルが秀逸でした