島田の、「俺は安全地帯を作れなかった」「娘に、この家には何でもあるけど、この家には自分の居場所がないと言われた」という言葉からやっと、翔が今の状態になったのは自分のせいだと自覚するし、翔への今までの仕打ちに反省する由美子だった。

世間の「お受験」に必死なお母様達に言いたい。
それは本当にお子さんの為ですか?
自分が、自慢の子供を持ちたいからではないですか?と。
100点を取ったからいい子だとか、一流大学に合格したから偉いとか、そんな条件付きの愛情に子供は失望するばかり。
親のマインドコントロールに支配されている内はいいけれど、実は無条件に愛されていないと気付いてしまった時、子供は傷つき壊れる。

秋葉原の事件も、親からの期待に応えられず親から見捨てられた憐れな男が引き起こした。
レディ・ガガも何不自由ない暮らしからストリッパーになり薬物に手を染めた。
そこには彼女にしか分からない孤独や絶望があったのだろう。

ただ生きているだけでいい、あなたがいてくれて良かった、そんな暖かい想いがあれば、それだけで心の安定に繋がる。
世の中にたった1人でも理解者がいる事は幸せな事なのだ。

ドラマのテーマとはずれてしまったけれど続きます。