簡単に「希望を持ちましょう!」と言ってしまう陽子に、「ま~たそんな事を言ってしまって大丈夫か?」と心配したけど、案の定夏子先生の恋人は帰らなかった。
それでもあの時はあれがベターだったんだと思う。
おひさまの適度なドライさから言って、夏子先生が悲しむ場面は今後出てこないのかもしれない。
当時、こうやって独身を貫く人も多かったと聞く。
「仁」でも咲さんが独身を貫いたけど、タイタニックのローズみたいに幸せな人生を送りましたってより、この方がドラマとしてはいいよね。

 ━━━そして終戦を迎える━━ 

実際にラジオはほとんど聞こえなかったのだそう。
当時の人達は、日本が勝つ事を信じて疑わなかった。
そういう場面はこのドラマでも度々出てくるのだけれど、現代に生きているとそんな当たり前の事を忘れがちで、回想シーンでその価値観を垣間見れた気がしてとても感慨深かった。
すごく効果的で、ボロ泣きとかではないんだけど、勝つと信じて頑張って生きていた人達が何だか健気でいとおしくて哀れで、陽子が「どう言ったらいいか分からない」という気持ちに少しだけ寄り添えた気がした。
朝ドラヒロイン恒例の知恵熱には笑っちゃったけどにひひ
そういえば失恋で熱を出したのを忘れていたよにひひ
続きます。