車や服やオフィスなどをシェアする動きが若者を中心に増えているそう。
物を所有して消費する様な生き方はダサい、と言っている人が映ったが、清潔に過敏でみんなどこか壊れていて、みんな軽い強迫神経症的なこのニッポンで、「ものをシェアする事」が流行る背景には、やはり経済的な理由が一番大きいと私は思う。

週1回しか使わない車を、業者を介して1日3500円で貸し出す男性。
直接相手に会い、自分の車を見送るのは何度見ても不思議な気がするとの事。
この値段は貸し出す本人が決め、業者は手数料として10%を受け取る。
利用者は、業者の審査と保険料さえ払えば利用可能という仕組み。
次は、物のやり取り。
自分の思い出が詰まったものを、無料で他人に譲るという。
そのメリットは、似た様な趣味の人に出会ったり、物を介して心を通わせたいという事らしい。
うまく行けば嬉しい出会いもあるだろうけど、基本ネガティブな私にはタダで貰えるとなれば相手は話を適当に合わせてへつらうだろうし、嫌な話も長い話もヤレヤレと聞いてくれるだろう、それを「いい人に出会えて良かった」なんて捉えるケースもあるだろうと思えてしまった。
助け合い譲り合いの精神、また人と人との繋がりは良い事だけれど、危険もあると思う。
続きます。